この組み合わせは鉄板!間違いない!
今回作るのは、NHK『きょうの料理』で紹介された、料理研究家・大原千鶴さんの「卵の袋煮」です。
プロでなくても、素材の良さを引き出した仕上がりになる大原千鶴さんのレシピ。
このレシピでは、卵のもつ本来の味と出汁の味、油揚げのジュワっとした食感が楽しめます。
油揚げの中に卵を綺麗に入れられるかなと心配しつつも、さっそく作ってみました。
大原千鶴さん「卵の袋煮」の作り方
材料(2人分)
- 卵…2個
- 油揚げ(小)…2枚
- 白菜(1.5cm幅に切ったもの)…200g
- 七味とうがらし…適宜
- サラダ油…小さじ1
【A】
- 出汁…1カップ
- みりん…大さじ2
- うす口しょうゆ…大さじ1と1/2
※油揚げ(小)はいなりずし用の小さいもので、なければ普通の油揚げ1枚でもよいとのことです。今回筆者は、油揚げ(小)2枚は普通の油揚げ1枚、うす口しょうゆは生しょうゆで代用しました。
作り方①油揚げの下処理をして、袋状にしたら卵を入れる
油揚げは袋状にしやすくするために、すりこ木を上から破れない程度に軽く押しつけながら転がしたら、熱湯をかけて油抜きをします。
今回筆者は、すりこ木の代わりに箸を使いました。
油揚げ(小)なら端を切り、普通の油揚げなら半分に切ります。
袋状に開いたら、容器に割り落とした卵をそっと入れます。
ようじを使って口を閉じます。
作り方②白菜を炒めた後、【A】を加えて煮る
小さめの鍋にサラダ油を入れて熱したら、白菜を軽く炒めて全体に油を馴染ませます。【A】を加え、煮立ったら蓋をして弱めの中火で3分煮ます。
作り方③さらに油揚げを加えて煮る
②の鍋の蓋を開けて①の油揚げを加え、落とし蓋をしてさらに3分煮たら、一度火を止めます。蓋をして5分ほどおき、余熱で火を通します。
袋煮のようじをはずして、半分に切り、器に盛って白菜を添えたら完成です。お好みで七味とうがらしをふってください。
これからの寒い時期、おでんにも入れたい
余熱で火を通したからか、切ったら卵は絶妙な半熟仕上がりでした!出汁と絡み合い、とてもお上品な味のおかずです。
ただ、食べ盛りの子どもと仕事終わりの腹ペコの主人の献立に組み込むには、メインのおかずにはならないかなというのが正直な感想です。
やはりもう一品欲しい!という時のおかずの位置づけかなと思います。個人的には、寒い時期にまとめて作るおでんの時にたくさん入れたい一品です。
たまご好きの方、ぜひ試してみてください!