田舎へ引っ越して以来、一家は地域の独自ルールや他人のゴミの中身まで確認する見回り隊、そして家庭事情や娘の身なりにまで口出ししてくる隣の住民の存在に悩まれていました。
ある日、パパは隣の住民から香奈ちゃんの発語の遅れを指摘されます。
「私、教師だったの。『言葉のお稽古』をつけてあげる」
そう言って勝手に話を進める隣人を前に、思わず「不愉快です」と口にしました。
しかし、威圧的に聞き返されたパパは、そそくさとその場をあとにしたのです。
その晩、隣の住民とのやりとりをママに伝えたところ……?
娘より自分の立場を気にする夫
「なんではっきり、余計なお世話だ!って言わないの?!」
ママは隣人のおせっかいにも、はっきりと意を呈さなかったパパに対しても大激怒!
我慢できず隣人のもとへ物申しに行こうとしました。
そんなママを制するパパに、
「大事な娘のこと馬鹿にされて何も思わないわけ?!」
「パパは香奈のことよりも自分が気まずくなるのが嫌なだけ」
ママは、痛烈に批判したのでした。
香奈ちゃんに対して深い愛情が湧かないことに悩んでいるパパ。ママに指摘され、本当に大切にすべきことに気づけたのではないでしょうか。今回ばかりは、香奈ちゃんを想うママの気持ちを尊重すべきでしょう。
自分の立場よりも娘のことを一番に考えたママの行動を見て、パパも自分の意志をはっきりと伝えられるようになるといいですね。
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