手伝うこともできないの…?
私が動けない状態だったので、夫に子どもの沐浴をお願いしたら、「怖いから無理」と言い、夫はまったく助けてくれなかったのです。少し動くだけでも激痛で、何をするのもすごく時間がかかってしまっていたのですが、そんな状態でも協力してくれない夫に、気持ちはドン底でした。私も初めての沐浴を、這いつくばって痛みに耐えながらなんとかひとりでおこないました……。
夫がひとりで沐浴をすることは難しくても、激痛に耐えながら這って子どものお世話をする私を少しで良いから手伝ってほしかっただけなのです。あのときは本当に気持ちがギリギリだったので、気にかけてくれるだけでも救われたのではないかと思います。
いまだに忘れられない出来事ですが、それからは夫の行動や言動にモヤっとしてしまうたびに、私が一方的に文句を言うのではなく、しっかり夫の言い分も聞き、話し合うようにしています。育児や家事が大変なときは、協力して乗り越えていけるような夫婦になりたいと思います。
著者:山口 陽菜/40代・女性・主婦。1児の母。初めての子を33歳で出産。
イラスト:あま田こにー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)