私は重い女？女の影が絶えない彼に「私のこと、好き？」と聞くと、連絡が途絶えてしまって

当時付き合っていた彼は、とにかく女性好きでした。私と付き合う前からたくさんの女性とデートをしていたようで、女性の扱いはとっても上手だったのが印象的です。最初は「遊び慣れてる人だな」と思っていましたが、恋愛経験が少ない私にとっては彼のスマートな立ち居振る舞いが素敵に見えてしまいました。まんまと彼にハマった私はその後付き合うことになりましたが、付き合ってからも常に女性の影が絶えなくて……。

 

デート中も彼は常にスマホを握っていて、誰かと連絡していることは一目瞭然。そんな日常に嫌気がさして、ある日私は彼に自分の思いをぶちまけました。

 

他の女性と連絡を取らないでほしいことや、自分とだけ真剣に付き合ってほしいことを話すと、彼は面倒くさそうな顔をしてしばらく黙っていました。私はたまらなくなり「私のこと好きなの？」と聞きましたが、彼はそれでも口を閉ざしたままでした。

 

そして、私が自分の気持ちを彼に伝えてから、彼からの連絡が途絶えてしまったのです。きっと私の存在自体が面倒くさくなったのでしょう。それでも私は好きな気持ちを抑えられずに、彼に毎日電話やメールを送りました。けれど、いつまでも未読無視が続いたので、意を決して彼のことをあきらめることに。

 

しばらくは泣いてばかりいましたが、新しい出会いもあり彼の存在を忘れかけていたころ、ふとその彼から連絡がきました。「なにしてるの？」と、こちらの近況を伺うような内容でした。今更なんのつもりだろうと無視していると、彼は勝手に自分の気持ちを伝えてきます。

 

「お前以外の子と付き合ってみたけど、やっぱりお前が忘れられない」「もし今でも俺のことが好きなら、また付き合ってほしい」と、あまりに自分勝手な内容にドン引き。私は「もう新しい彼氏がいるから」とはっきりお断りしました。今でもこのことを思い出すと腹が立ちます。

 

 

昔の私は、大切にされていないとわかっていながら、ずるずるとダメンズと付き合い続けていました。本当に時間の無駄だったと思います。別れたばかりのころは悲しかったですが、彼の本質に気づいて離れられてよかったです。

 

 

 

著者：坂本美南／女性・主婦
イラスト：アゲちゃん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています