不安な夜を過ごした日
血尿が出たその夜は眠れませんでした。残尿感に悩まされ、何度もトイレに通うはめに。「重い病気かもしれない」という不安が頭をよぎり、朝を待ちわびました。夫が気持ちよさそうにいびきをかいているのを見て、余計にイライラし、眠れない夜が続きました。
翌朝、食事も喉を通らないまま泌尿器科へ向かいました。待合室で順番を待つ間、緊張で胸が高鳴りました。
医師の診断は…
診察室に呼ばれると、若い男性医師が笑顔で迎えてくれました。「膀胱炎(ぼうこうえん:尿をためる臓器の膀胱で炎症が起きる病気)ですね。驚いたでしょう。でも大丈夫、すぐに良くなりますよ」とやさしく説明してくれた言葉に、ホッとした瞬間を覚えています。処方された薬を飲み始めると、驚くほど早く症状が改善し、2日目には仕事に復帰できるまでに回復しました。
膀胱炎はよく聞く病気で、周りの友人もかかっていると聞いていましたが、自分がなるとは思っていませんでした。忙しい仕事の中で、トイレに行く時間が惜しく、我慢することが多かったのが原因だったのかもしれません。
再発しないために
それ以来、私は水分をしっかりとることを心がけるようになりました。10年たった今でも再発はありませんが、少し頻尿気味になった気がします。
少しでも我慢すると、膀胱炎の感覚がよみがえってくるので、どんな場面でも無理をせずトイレに行くようにしています。
まとめ
この経験を通じて、自分の体と向き合うことの大切さを実感しました。ささいな変化も見逃さず、早めに対処することで、健康を維持できると信じています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:田村めぐみ/40代女性・パート
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)
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