3姉妹が順番に発熱
あるとき、3人の娘たちが順番に38度以上の熱を出しました。始まりは長女で、1人が解熱するとまた違う娘が発熱。これを2周も繰り返しました。
体調が悪い娘たちはいつもより甘えたいモードで、何をするわけでもなく「ママと一緒にいたい、ずっとくっついていたい」といった様子です。仕事を休んでずっと看病をしていた私は、睡眠不足と疲労でゆっくり休みたいなと思っていました。
とはいえ、わが家の娘たちは頻繁に熱が出るタイプではないので、体調が悪いときくらいはたくさん甘えさせてあげようと思い、私は娘たちと同じ空間でくっついて過ごしていたのです。
生理2日目に発熱してしまい…
長女と次女の熱が落ち着いてきて体調が回復し、3人目も微熱程度になった日のこと。夫と「上の2人は明日から幼稚園に行けそうだね」と話していたときです。
なんだか私も悪寒がし、関節が痛い気がしてきました。熱があるかもしれないと思い測ってみると、38.5度。どうやら、私まで発熱してしまったようです。私は普段から熱が出ることは滅多にないので、娘たちとずっと一緒に過ごしていてもうつることはないだろうと、楽観視していました。しかし、実際には娘たちと同じような症状と発熱が出て……自分でも久しぶりの熱にびっくりです。
そして、そんなときに生理が重なって体調は最悪。この日はちょうど生理2日目で、経血量が多い日でした。幸いにも夫が休みだったため、娘たちの子守りを夫に任せて、私はひとりで休ませてもらうことにしました。
経血が漏れないか不安で…
普段は生理2日目の就寝時には布ナプキンに使い捨てナプキンを重ねて使用していますが、この日は夜用の大きい使い捨てナプキンのみを使うことに。布ナプキンを重ねて使用しても、洗っている余裕がないと思ったからです。
ただ、早く回復するためにもしっかり休もうと思ったのですが、生理2日目で経血量が多いこともあり、私は「寝返りを打ったときに経血が漏れてしまうのではないか」と不安になってしまいました。万が一経血が漏れた感覚があって、急いでトイレに行きたくなったとしても、2階にある寝室から1階にあるトイレまで、いつものように素早くトイレに駆け込めるかどうかも不安です。
そんなことを考えているうちに睡魔がやってきてウトウトする私。ただ、頭の片隅にはずっと経血漏れの心配があって、寝返りを打つたびに「今ので漏れたかも……大丈夫かな」と心配で、しばらくは寝て起きての浅い眠りが続きました。
しかし、私が気にしすぎだったのか経血が漏れることはなく、ベッドに入ってから1時間くらい経って、ようやく安心して深い眠りにつくことができました。そして、次に起きたときには熱も37度台に下がり、体も少しラクに。経血が漏れていないのを確認して、とてもホッとしました。
私は生理2日目に眠気を強く感じるときがあり、普段であればぐっすり眠ることができます。このときは娘たちの世話を夫に任せたので、ゆっくり休める状況ではあったのですが、そんな状況でも経血漏れの心配があるとうまく寝つけないんだなと思いました。幸い1日ゆっくり寝て翌日には回復しましたが、発熱と生理2日目が重なるのはもうこりごりだと思った出来事です。
著者:Sugar111 佐藤 幸代/本職は20年以上の現役エステティシャンの40代ママ。交際0日の電撃婚から7年。3姉妹と夫の5人家族のドタバタな毎日を執筆。
イラスト:すうみ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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