夫に「パスタを茹でて」と頼んだら
ある日、私が寝室で子どもたちを寝かしつけながら、リビングにいる夫に「パスタを茹でておいてほしい」とラインをすると「え! パスタってなにで茹でるの?」と返答が来ました。私の夫はマニュアルがすべて、という臨機応変な対応が苦手なタイプ。とはいえパスタを茹でることぐらいは問題ないだろうと思っていたので、予期せぬ質問に、「おいおい。そこから説明するのか」と思いつつも、事細かに伝えていきました。
「鍋はどれ使うの?」「お水ってどのくらい入れるの?」「沸騰したってどういう状態のとき?」など、大雑把な私からすると「そんなの適当でいいんだよ!」と思うようなことばかりの質問ラインが次々に来たのです。
「自分でやる」と返信した結果、夫の反応は
子どもたちを寝かしつけながら、夫にパスタの茹で方ラインをするのが面倒になり「もう自分でやるからいい!」と連絡をすると「じゃぁ、最初から頼むなよ」と逆ギレしている返信がきました。
一人暮らし経験は長い夫ではありましたが、基本外食だったので炊飯器や包丁などの調理器具は一人暮らしのときには持っていませんでした。なので料理経験がほぼない夫からしたら、パスタを茹でるという作業は難易度が高かったのかもしれません。
子どもたちが成長した現在でも、夫ができるようになったことはお米を炊く、麦茶を作るという2つのみです。この2つができるようになったことが進歩といえるのかわかりませんが、これからも料理レベルをあげてもらえるように夫育てを頑張ろうと思います。
著者:野中 まゆ/30代女性/2022年生まれの男女双子の母。13年保育士として勤務。出産を機に退職し、現在は保育士経験や自身の子育て体験をもとに、在宅で執筆業務をおこなっている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)