そこで私はあることを決意しました――。
妊娠の悩みを理解してくれない夫に対して私が決意したこと
つわりがとにかくつらくて苦しかったときに夫にそのつらさを伝えました。ただ状況をわかってほしかっただけのつもりだった私。しかし、夫から出た言葉はやさしさのかけらもない言葉でした。
「妊娠は病気じゃないんだから相談されても困る」
「解決方法はないんだからさー。まじで勘弁して」
理解してもらえないどころか、突き放されたようで、本当に孤独な気持ちになってしまいました。涙がポロポロこぼれ落ち、ひとしきり泣いた後、夫の顔も見たくないと思った私は、実家に帰ることに決めました。
「あなたは妊娠の大変さを理解しようともしない。実家に1カ月帰ります」
そうLINEを送りました。夫はこれを読んではじめて自分が悪いことをしたとわかったみたいです。
このときの私は、夫もつわりの苦しみを味わってほしいとも思ってしまいました。このときの言葉を忘れることはできません。けれども実家に帰ったことで夫は反省したようだったので、思い切って行動に出てよかったなと思っています。
著者:青木 由佳/40代女性/13歳の子どもの母。子どもと一緒に映画館に行くのが大好き。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)