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「え…私が…!?」待望の妊娠に喜んだのも束の間、妊婦健診で告げられた思いもよらぬ病名に、私は頭が真っ白に…!

待ち望んでいた初めての妊娠。しかしその喜びも束の間、初期の妊婦健診で思わぬ診断を受けたのです。私は頭が真っ白になりました――。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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出産の前に大きな不安と闘うことに

妊娠初期の健診で診断を受けたのは、子宮頸部異形成(いけいせい)というものでした。そして医師から、これは子宮頸がんになるおそれがある状態であることを告げられたのです。


そこで、出産を前に、レーザーで異形成の部分を焼灼する方法が提案されました。入院は2日間で済み、胎児への影響が少ないとのこと。しかし、初めての妊娠だったこともあり、もし胎児に何かあったらどうしようかと不安は尽きませんでした。

 

ただ、このまま放っておけば癌に進行するおそれがあると言われたので、手術をすることに決めました。

 

手術は成功し無事に出産

手術は無事に終わり、事前の説明通りに2日間で退院しました。術後の痛みもなく、夫も私もひと安心。手術前よりも体を労わるようになり、その後の妊娠生活を順調にに送ることができました。 そして、無事に元気な赤ちゃんを出産。

 

妊娠したことがきっかけで判明した私の病気。このことを知らせるためにおなかに宿ったように感じられ、わが子を抱いた瞬間、言葉にならない感謝とと安堵に包まれました。そして小さな命の温もりを感じながら、私は改めて命の尊さを実感したのです。

 

母子ともに健康に生活できる喜び

出産後も定期的に病院で検査をし経過観察をおこなっていますが異常はなく、母子ともに健康な日々を過ごしています。病気が判明した際には自覚症状はまったくなかったので、もし妊娠していなければ早期発見は難しく、今ごろ健康に暮らすことができていなかったかもしれません。

 

 

初めての妊娠中、まさかの子宮頸部異形成という診断と手術で、不安の大きい日々でした。無事、出産できたことに感謝しつつ、これからも家族で笑顔溢れる日々を送りたいと思っています。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:山本みつる/40代女性/2児の母で子どもは長男2002年、次男2007年生まれ。わが子の子育てからは手が離れたものの、隣に住む兄夫婦の子育て奮闘記(長男2017年、次男2014年生まれ)を横目で眺め懐かしんでいる日々。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)

 

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