生理時は気分が落ち込む私
生理中の私はとにかく気持ちが沈み、ちょっとしたことで病んでしまいます。その日は、仕事、人間関係のすべてがうまくいっておらず、そこに生理が重なったことで余計に気持ちがブルーになってしまっていました。
すると、いろいろと相談していた友だちが食事に誘ってくれ、居酒屋でお酒を飲むことに。生理のためお酒の量はいつもりは控えたのですが、帰るころにはフラフラになっていました。
帰宅しトイレに行くと…
何とか帰宅し、寝る前にナプキンを替えなくてはと思い、トイレに直行。無事にナプキンを替えてトイレから出ようとしたところ、便器から「ゴボボボ」と変な音が……。酔っ払った私は、トイレットペーパーと一緒に使用済みナプキンもトイレに流してしまったのです!
一瞬で酔いは覚めたのですが、お酒の影響で吐き気があった私は、寝ていた母を起こし、夜な夜なナプキンを回収してもらいました。その間に私は寝てしまい、母には申し訳ないことをしたと今でも反省しています。
翌日、母からとても怒られ、生理中はお酒を飲んだり無理に体を動かそうとせず、静かに自分の体をいたわろうと考え直しました。以前からお酒での失敗が多かったので、大人への第一歩として良い経験になったと思います。
※生理中はアルコールを分解する力が低下しているので、アルコールがまわりやすくなります。また、経血が排出されることで貧血や脱水にもなりやすい状態です。その状態で、アルコールを摂取すると血中のアルコール濃度が上がって、頭痛やめまいなどを引きおこす恐れもあります。さらにアルコール摂取によって、血行が良くなり出血量が増えます。代謝が悪くむくみやすかったり、精神的に不安定になったりする時期でもあるので、飲み過ぎには注意しましょう。
※生理用ナプキンをトイレに流してしまったときは、再度水を流すことは控えてください。排水管の故障につながりますので、素早く専門の業者を呼んで取り出してもらいましょう。
著者:まちこ/20代女性・結婚1年目、妊娠中の専業主婦。好きな食べ物はブルダックポックンミョン。
作画:まっふ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)
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