フランスの家庭料理風なレシピで秋を楽しめちゃう
今回作るのは、日本テレビ『沸騰ワード10』で紹介された、伝説の家政婦・タサン志麻さんの「鶏むね肉とクリのクリーム煮」です。
クリーム煮とは、具材をホワイトソースで煮込む料理とのこと。今回作る、伝説の家政婦・タサン志麻さんによるクリーム煮のレシピは、秋が旬の食材を思いっきり楽しめる内容になっていました。
さっそくご紹介します。
タサン志麻さんの「鶏むね肉とクリのクリーム煮」の作り方
材料(3人分)
- 鶏むね肉…1枚(約300g)
- エリンギ…3個
- 栗…11個
- シイタケ…5個
- しめじ…1株
- ローリエ…1枚
- タイム…3株
- 固形コンソメ…1個
- 生クリーム…50cc~100cc(量はお好みで)
- 塩…適量
- こしょう…適量
- 白ワイン…100cc
- オリーブオイル…適量
※今回は、フレッシュなタイムが手に入らなかったので、乾燥タイム1g程度で代用しています。
また、レシピでは水に漬けておいた栗の皮を剥がす工程があるため、事前に栗を水に浸けておきましょう。筆者は半日以上水に浸けておきました。
作り方①鶏むね肉に塩、こしょうをしたら両面をしっかりと焼く
鶏むね肉の余分な水分をキッチンペーパー等で拭き取ったら、塩、こしょうを両面にまぶします。
オリーブオイルを入れたフライパンを熱したら、鶏むね肉を皮目を下にして入れ、しっかりと焼き色がつくまで焼きます。裏返して反対側も焼きましょう。
レシピでは火加減の指定はありませんでしたが、筆者は中火で焼きました。
作り方②それぞれのきのこを切り、栗は皮を剥いて、①に加える
エリンギは4等分程度、しいたけは石づきを切り落としたらかさを半分に切り、しめじは石づきを切り落としたら細かくほぐしておきます。
水に浸けておいた栗の皮を、鬼皮、渋皮の両方とも剥きます。
筆者は半日以上水に漬けておいたので、外側の鬼皮は柔らかくなり比較的剥きやすかったですが、中の渋皮はするっとは剥けませんでした。平らな面を下にして一度半分に切ると、剥きやすくなりました。
※包丁等で怪我をしないように十分に気を付けて作業をしてください。
皮を剥いた栗ときのこは、一緒に①のフライパンに加えます。
作り方③水、白ワイン、タイム、ローリエ、コンソメを加えて15分ほど煮る
②のフライパンに水100cc弱(分量外)と白ワインを回しかけたら、タイム、ローリエ、コンソメも加えて一度沸かしてから蓋をして15分ほど弱火で煮ます。
鶏むね肉が厚めの場合は、途中蓋を開けて上下を返すなどして肉全体に火が入るように煮込むとよさそうです。
作り方④鶏むね肉は一度取り出し、フライパンに生クリームを加えて煮る
鶏むね肉を一度フライパンから取り出したら、アルミホイルで包んでおきます。
フライパンの残りの煮汁は軽く煮詰めたら、生クリームを加えてさらに少し煮ます。
包んでおいた鶏むね肉を3cm幅程度に切って皿に盛り付け、クリーム煮をかけたら完成です。
シチューやスープとも違う、本格的なクリーム煮に感動
クリームシチューやスープのような感じとは違い、ただソテーした鶏肉ときのこにソースがかかっているのとも違い、素材のうまみがクリームに凝縮している、味わい深い一品が完成しました。
そして、なにより栗がすごく美味しい!栗のホクホク感と甘みが、きのこと鶏むね肉から出た旨味を引き立ててくれました。
フレッシュな栗を使うと美味しさは格別です。
ただ処理はちょっと面倒だったので、すでに剥いてある栗や甘栗、またはさつまいも等で代用すると、もっと手軽に作れるのかなとも思いました。
ぜひ、栗が美味しい季節に挑戦してみてくださいね!