ある日の夜、仕事の飲み会で上司から妻の愚痴を聞かされた湊。その後、上司は立ち上がると、「新入社員どうも!いいか?自分より格下の相手には感謝しない!謝らない!そして呼ぶときはお前!」などと大声で主張を始めました。
モラハラ気質な上司の意見に同調する湊でしたが、その後、別の上司からパートナーと意見がぶつかったときは、相手の立場に立って考えることが大事だというアドバイスをもらったのです。
その翌日、睡眠中の湊のいびきが凄いため、さくらが「病院へ行ってほしい」と伝えると、「朝からうるさい!」と反論し、さくらに対する嫌味を言い始めてしまいます。すると、言い合いに発展。結局さくらを謝らせた湊でしたが、テレビをつけると、まさかの情報が飛び込んできて……!?
テレビを見た瞬間、夫の表情が激変して…
ムスッとしながらテレビをつけると、
睡眠時無呼吸症候群の話題が取り上げられていました。
それを見た瞬間、焦り出した湊。
「なぁ!俺無呼吸症候群ってやつかも!」
「え、さっき私が……」
「何?今はお前の話なんかより、俺の病気のほうが重要だろ。
俺のこと心配もしてくれないなんて、本当に冷たい女だな」
湊はさくらの言葉をさえぎると、
上から目線の発言でひどい言葉を返しました。
それからすぐに病院に行った湊。
(最近はよく眠れてる気がする。
早めに病院行ってよかったー)
安堵する湊でしたが、
さくらに対する嫌悪感は消えずにいたのです。
そして、部長が言っていた言葉を思い出し、
自分の父親の記憶を思い返していたのでした。
最初さくらさんがいびきのことを心配して病院への通院を勧めたところ、「うるさい」と返し、挙句の果てに妻に対して酷い言葉を返した夫。しかし、テレビで無呼吸症候群について取り上げられたのを見ると、突然焦ってしまいました。結局テレビを見たことで病院へ行き、症状は回復傾向にあるようですが、身近な人の言葉にもう少し耳を傾けたほうがいいのでは?と思ってしまいました。
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