夫婦に訪れた最悪の結末とは…
子どもが生まれてからは、慣れない育児で毎日疲れていて、夫からの誘いを断ってしまっていました。そんなことが続き、誘われる回数もだんだんと減り、私は子どものお世話もあるので、いつしか別々に寝るようになっていたのです。
いつもより子どもが早く寝てくれたある日、久しぶりに私から「今日、一緒に寝ない?」と、夫を誘ってみたのです。すると、夫は面倒くさそうに「なんで?」と質問返し。私は、そんな冷たい反応をされるなんて想像もしていなかったので、ショックで何も言い返せなくなりました。
結局、その日、夫が私に触れてくることはありませんでした。そのたった一度のすれ違いをきっかけに、夫婦関係はさらに冷え込んで、最終的には離婚を迎えました。
私にとっては、育児に慣れてようやく夫との時間を取れると思った時期でしたが、夫にとってはもう遅かったのだと思います。
レスが原因で離婚に至ったというわけではありませんが、ひとつの大きな要因になったことは確かです。冷たく返事をされたあの日、簡単に諦めず向き合っていたら変わっていたのかもしれません。関係に1度ヒビが入ってしまうと、修復が困難になってしまうので、都度しっかりと向き合うことが本当に大切なんだと学びました。
著者:ゆうこ/30代・女性・会社員。一人息子を育てる母。保険外交員。
イラスト:あま田こにー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)