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赤ちゃんを熱中症にさせないために気をつけること

保育士の中田さんが、熱中症にならないために保育現場で気をつけている2つのポイントをお伝えします。1つ目は暑さを避けること。暑い日は外遊びは控えたり、暑い日中の時間にはお出かけをしないようにします。2つ目は水分補給をしっかりすること。活動の前後には必ず水分補給をするようにしましょう。

水分補給している赤ちゃんのイメージ

 

こんにちは。保育士の中田 馨です。毎日暑い日が続くと気になることの1つに「熱中症」があります。私自身、熱中症になったことはありませんが、息子が幼児のときに夏のキャンプで熱中症になったことがあります。同じテントに寝ていたのに、息子だけ熱中症になったので、赤ちゃんや子どもは大人以上に気をつけなければいけないなと感じました。

 

今日は、保育現場で熱中症にならないために気をつけている2つのポイントを詳しくお話しします。

 

まずは暑さを避けましょう

まずは暑さを避けることが大切です。暑いときのお散歩は中止してもいいと思います。保育所でも暑い夏の日中のお散歩はやめ、夏だからこそできるプール遊びや沐浴遊びで子どもたちは遊びます。お散歩は少し日が陰ってきた夕方におこなうことが多いです。

 

室内で気をつけること

・扇風機やエアコンで室温調節

・窓にはすだれなどで遮光する

 

屋外で気をつけること

・帽子をかぶる

・日傘をさす

・こまめに汗を流して体を冷やしてあげる(沐浴、プールなど)

・通気性のいい服を着る

 

ベビーカーに乗るときに特に気をつけていただきたいのは、アスファルトに近い位置に赤ちゃんはいるので、大人が感じるよりもずっと暑く感じています。こまめに赤ちゃんの様子を見て水分補給するなどしましょう。

 

次に水分補給をしっかりと

のどが渇いていなくても、こまめに水分補給をおこないましょう。これは室内でも室外でも一緒です。「活動をする前後には必ず水分補給する」ということを習慣にするといいですね。

 

たとえば、1歳ごろの赤ちゃんだったら、起きたとき、朝食中、プール遊び前、プール遊び後などなど、生活の節目節目に水分補給をしてみてくださいね。

 

熱中症かなと思ったら早めに対応

大人なら、めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、頭痛などの自覚症状があり、訴えることができますが、赤ちゃんは自分から訴えることができません。 吐き気がある、嘔吐した、熱がある、けいれんしている、いつもと様子が違うなどの症状がみられるときは、迷わず病院へ行きましょう。

 

夏は始まったばかりですが、赤ちゃんと快適に楽しく過ごすためにも、ぜひ心がけてみてくださいね。

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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