辛口な友人がモヤッと発言を連発!
私たち6人は全員結婚をしており、そのうち5人は子育ての真っただ中。楽しみにしていた半面、私はこのランチ会へ行くか少し悩みました。それは独身時代から10kgも太ってしまったからです。しかし、5人中3人とは6年ぶりの再会ということもあり、みんなの近況も知りたいので、行ってみることにしました。
ランチ会へ行くとA子がいました。A子は昔から辛口なところがあり、私を見るなり「めっちゃ太った?」と爆笑。私はなんとか笑いでごまかしたのですが、話が変わってもA子に「毎食、何食べてるか言ってみて!」と聞かれ、朝食の内容を伝えると「ウインナーなんか食べてるから太ってるねんで!」と、言われました。私は確かに太ったので何も言い返すことができず……。
さらに、私が専業主婦であることについても、兼業の友人たちと比較して「いかに怠けているかわかるやろう。仕事しいや! 痩せるから」と言ってきました。
私はもともとフルタイムで働く主婦でした。しかし、わが家は夫が海外出張へ行くことも多く、実家も遠方でサポートを受けられないため、ひとます下の子が幼稚園に慣れるまでは専業主婦というかたちを選択することにしたのです。
周りの友人たちが「A子、言い過ぎ!」とサポートに入ってくれたものの、私は体形のことを言われたり、専業主婦だから怠けていると判断されたりしたことをとても悔しく思いました。
正直、こんなことを言われると、まだ子育てをしていないA子に私の何がわかるの?と言いたくなってしまう気持ちもありますが、それは言えません。しかしA子は私に対して自由に発言してくるので、対等ではないように感じました。
私は兼業主婦と専業主婦のどちらも経験したからこそ、大変さはそれぞれにあると思っています。自宅にいることで運動不足ではあるかもしれませんが、専業主婦は怠けていると一括りにされるほど手抜きはしていません。だからこそ悔しかったのだと思います。
A子から翌日「ウインナー食べた?」と一言メッセージが届きました。もしかすると言い過ぎたことを気にしてくれていたのか、私が「食べてないし、ダラダラもしていないからな~」と関西ノリで返すと「ごめん」と一言返ってきました。今回のことで私自身も、立場が違う人への発言は気をつけないといけないことを身にしみて感じました。
著者:岡崎こころ/40代女性。2017年、2021年生まれ男の子ママで夫と4人暮らし。長年セレクトショップで販売員として勤務後に妊活の為に退職。現在は子育て関係やアパレル関係のWebライターとして活躍中。趣味はパン作り。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)