保健室の先生に祖父から暴力を振るわれていることを打ち明ける幸太郎くん。「秘密は守られる」という安心感からすべてを打ち明けるのでした。しかし、幸太郎くんの知らないところで、保健室の先生が幸太郎くんの担任の先生へ「家族から虐待を受けている」と報告をしていたのでした。
保健室の先生にすべてを告白した2日後、帰宅しようとする幸太郎くんを保健室の先生と担任が呼び止めます。先生は「体の傷についても…おじいちゃんたちのこと、色々聞かせてほしい」と言います。この発言にハッとした幸太郎くん。「誰にも言わない」と約束したはずの保健室の先生を見ると、目を逸らされてしまうのでした。
親友の母の発言に衝撃が!
保健室の先生と担任の先生の他に、児童相談所から来たという2人の姿も。幸太郎くんは「なんでこんな大ごとになっちゃうんだよ……!」と焦ります。なによりも、早く帰らなければ「また祖父に殴られてしまう」と不安に陥るのでした。 そんな幸太郎くんに向かって「幸太郎のことを心配している人は、たくさんいるんだぞ」と担任の先生が話し始めます。そして、親友・宗介くんの母もその1人だと言うのです。
親友・宗介くんの母が夏休み中に行われた保護者面談で幸太郎くんの家族について相談していたと話す先生。親友・宗介くんの母は、幸太郎くんの祖母から嫌がらせを受けたこと。そして、幸太郎くんの今後を気にかけてあげてほしいとお願いをしてきたと言うのでした。
◇ ◇ ◇
幸太郎くんのことを心配する大人がいることを知り安心しました。そして、親友・宗介くんの母の本音を知り、幸太郎くんは何を思ったのでしょうか?1人で抱え込まず、周りには守ってくれようとしている大人がいるということに気づいて欲しいですね。