保健室の先生と担任の先生の他に、児童相談所から来たという2人の姿も。「なんでこんな大ごとになっちゃうんだよ……!」と焦る幸太郎くん。なによりも、早く帰らなければ「また祖父に殴られてしまう」と不安に陥るのでした。
そんな幸太郎くんに向かって「幸太郎のことを心配している人は、たくさんいるんだぞ」と担任の先生が話し始めます。そして、親友・宗介くんの母が、幸太郎くんの祖母から嫌がらせを受けたこと。そして、幸太郎くんの今後を気にかけてあげてほしいとお願いをしてきたと言うのでした。
祖父VS児童相談所!?
先生の話を聞き、親友・宗介くんの母の優しさに涙ぐむ幸太郎くん。そして、保健室の先生と担任の先生が「内緒にしたがっていた話を共有してしまって…本当に御免なさい」と幸太郎くんに向かって謝罪します。続けて、担任の先生が「あの子には、なんとか幸せになってほしい」と言っていたと親友・宗介くんの母の言葉を幸太郎くんに伝えるのでした。
その後、小学校へ呼び出された祖父が現れ児童相談所の職員と話し合うことに。学校中に祖父の罵倒が響き渡り怯える幸太郎くん。しかし、保健室の先生の「…大丈夫、私たちがいるからね」という言葉に、1人ではないと実感するのでした。
◇ ◇ ◇
親友・宗介くんの母の優しさに涙をこぼす幸太郎くん。そして、先生や児童相談所の職員が守ってくれようと必死になる姿を見た幸太郎くんが、少し強くなったように感じます。1人じゃないと知った今、どうかこの現状を乗り越えて欲しいですね。