大切な指輪をトイレに置き忘れ……
リッチなフルコースに舌鼓を打った後、私は化粧室に向かいました。手を洗う際、新しい指輪を外して横に置いたのです。メイクを直すのに夢中になり、そのまま指輪を忘れて帰宅してしまいました。
家に着いて指輪ケースにしまおうとした瞬間、がく然としました。指輪がないのです。慌ててレストランに電話をかけ、心臓が飛び出しそうな思いで事情を説明しました。しかし、店員さんの懸命な探索にもかかわらず、指輪は見つかりませんでした。
見つからない指輪
翌日、警察にも紛失届を提出しましたが、結局連絡はありませんでした。自分の不注意を悔やみ、悲しい日々を過ごしました。
しかし、クリスマスに夫が新しい指輪をプレゼントしてくれたのです。そのやさしさに、私たちの絆がさらに深まったように感じました。
二度と外さないと誓って
この経験から、外出時には絶対に指輪を外さないと決意しました。調べてみると、石鹸で洗っても指輪の品質は劣化しないことがわかり、安心して着けたままにできるようになりました。
さらに、この出来事をきっかけに、ジュエリーのお手入れ方法を学びました。今では、ダイヤモンドの指輪やネックレスを自分でケアし、いつもピカピカに保つことができるようになったのです。
まとめ
失った指輪は悔やまれますが、この経験を通じて夫婦の絆が強まり、ジュエリーケアの知識も得られました。大切なものを失う悲しみを味わいましたが、同時に新たな学びと感謝の気持ちを得られた、忘れられない20周年の思い出となりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:白川百合/50代女性・主婦。
イラスト:おんたま
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)
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