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「旦那さんの子を妊娠したの♡離婚してね!」と同級生⇒私「ありがとう!」真実を知った同級生が大慌てになったワケ…

今年のはじめ、同窓会で久しぶりに会った同級生から連絡が。「聞いて聞いて!妊娠したの!」とおめでたい報告をしてくれた同級生ですが、どうやらまだ結婚はしていない様子。詳しく話を聞いてみました。すると衝撃の事実を告げられたのです……。

「彼、既婚者なの」「奥さんがいるから結婚はできないんだ……」と同級生。一人で子どもを育てるつもりなのかと問うと、「もちろんその覚悟はあるわ!愛した人の子どもだから絶対に産んでみせる!」と興奮しているようでした。

 

そうは言っても一人で子どもを育てるのはなかなか大変なのではと思い、「簡単ではないだろうけど、その子の父親としっかり話し合った方がいいと思う」「奥さんと離婚してもらって、責任を取ってもうらうのも一つの方法よ」と言うと、同級生は待ってましたとばかりに、とんでもないことを言い出したのです……。

 

同級生の交際相手

「じゃあ、早速離婚してくれる?」

 

同級生の言葉に私は開いた口が塞がりませんでした。なんと、子どもの父親は、私の夫だというのです!

 

今年のはじめ、同窓会で会った際に私の夫が社長の息子であることを知ったらしい同級生。たまたま夫の両親の会社で働いていた人が明かしただけで、私自身は一切自慢したつもりはなかったのですが、同級生にとっては鼻持ちならなかったよう。

 

「中学時代、地味だったやつほど大人になってから成功を見せつけてくるよね~」「独身の私への当てつけで、玉の輿の勝ち組だって自慢しちゃって!」「だからあんたの旦那を略奪することに決めたのよ!」

 

そんな理不尽な理由で、子どもまで作るなんて……。

 

「旦那さんの子どもを妊娠しちゃったの♡離婚してくれる?w」

「新築の家までもらっちゃってごめんねw」

 

同級生は私のいない間に、わが家で夫と家デートしていた様子。同級生には全く悪びれる様子はありません。私は呆れてものも言えず、夫と早々に離婚しようと決心し、「ありがとう!助かる!」と伝え、同級生を「え?」と驚かせたのでした。

 

 

 

勝ち誇る同級生

私はすぐさま夫を呼び出し、離婚届にサインをさせました。浮気のことを言っても「あれはただの遊びで本気じゃないんだ……」とごねにごねる夫。「子どもまで作っておいて何言ってるの?もうとっくに遊びの範囲を超えてるでしょ!」と言うと、しぶしぶ離婚に同意してくれました。

 

その翌日――。

 

「早速離婚してくれて、そして私たちの家から出て行ってくれてありがとう!」と同級生から連絡が来ました。どうやら、同級生と夫はすぐさま入籍したそうです。

 

「これで安心して出産できるわ!」「勝ち組の父親と立派な庭付き新築一軒家が手に入って最高よ!」と高笑いする同級生に、「そんなに喜んでもらえたのなら、離婚してあげた甲斐があったよ」「私からしたら最低最悪の夫だったから」と言った私。

 

すると、同級生は「あら~?負け惜しみかしら?」と煽ってきたのです。

 

 

「あんたから奪った彼と一軒家で、私は一生幸せに暮らしてやるわ!」「彼はいずれ会社を継いで社長になるだろうし!」「あんたみたいな地味子にはこんな生活、似合わないのよ!」と同級生。

 

そこで、私は「お好きにどうぞ、すべてあなたのものだから責任持って管理してね」と言い返しました。

 

「実家から勘当されてる元夫は、会社を継ぐどころか遺産の相続も期待できないし」「一軒家のローンも返せない無職だけど、全部あなたのものだから」

 

元夫の正体

以前、元義両親に憧れて起業した元夫。最初の数年は順調で、新築一軒家を購入。けれどもやがて資金繰りがうまくいかなくなり、実家の会社のお金を持ち逃げしたのです。それがきっかけで、元夫は元義実家から勘当されています。

 

その後、元夫の会社はすぐに倒産。元夫は地道に工場で働いて元義実家に返済していました。私との結婚を機に、多少親子関係の修復はできましたが、元義両親は完全には元夫を許していませんでした。借金を返し終わったとしても、元夫に会社を継がせるつもりはないそうです。

 

さらに、元夫の勤めていた工場は倒産。そのため、家のローンも私が払っていたのです。これからは同級生が元夫の代わりに支払うことになるのでしょうけれど……。

 

同級生は「そんなこと、一切聞いてない!」と大慌て。私は「どうぞ末永くお幸せに!」とだけ伝えました。

 

その後――。

 

 

私は元夫と同級生の両方に慰謝料を請求。お金に困った同級生は、元夫の趣味である釣りやゴルフの道具を次から次へと売り払ったそう。元夫は何度も私に復縁要請の連絡をしてきましたが、許すつもりはありません。

 

独身に戻った私は、自分の稼いだお金を自分のためだけに使える生活の良さをあらためて感じています。しばらくは自分のケアにお金と時間を費やそうと思っています。

【取材時期:2024年8月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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