しかも、ありえない提案をしてきた義母は元教師だと聞き、あべかわさんはドン引き……!
と同時に、自分が小学生だったころの記憶がよみがえり、あべかわさんは親が家庭訪問にやって来た先生にケーキを出していたことを思い出します。
家庭訪問で出されたケーキを完食した先生、その真意とは…!?
※訂正:(誤)30件→(正)30軒
「一切食べないか、全家庭食べるかの2択でしょ?」……。
Aちゃんの指摘にハッとするだけでなく、全家庭のお菓子をすべて完食したであろう当時の先生の男気に、畏怖の念すら抱くあべかわさんなのでした。
とある家庭で出されたお菓子は食べたのに、また別の家庭で出されたお菓子には手を付けない。これではたしかに、面倒な言いがかりをつけられかねません。そう考えるとAちゃんの指摘どおり、あべかわさんの担任の先生は、必死で全家庭のお菓子を食べていたのかも……?
一方、お茶やお菓子を出すべきなのか悩んだり、本格的に部屋の掃除や片付けをしたり、家庭訪問を前に保護者もバタバタ……。先生と保護者の両方に負担がかかり、最近では家庭訪問そのものが減少傾向にあるようですが、家庭訪問は先生と1対1で話ができ、家庭の様子も見てもらえる貴重な機会でもあります。
しかし、教師の長時間労働が社会問題化しているほか、家庭訪問に割く時間を捻出することが難しい親御さんも少なくないはず……。家庭訪問減少の陰にはいろいろな事情が見え隠れしますが、皆さんは家庭訪問は必要だと思いますか? それとも不要だと思いますか?
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