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「下の名前で呼んで?」若手エリート役員の夫に言い寄る秘書課の女→社長から直々に成敗された女の末路

夫は、とある会社で役員をしています。実力が認められて、30代後半で最年少昇進をしました。先日秘書課に、夫の元部下が異動してきたそうなのですが、その女性社員がとんでもないくせ者。夫を誘惑しようとつけねらっています。かわしまくる夫ですが、彼女の行動はエスカレートするばかり……。

彼女は、役員のサポートは秘書の仕事だと言い、担当でもない夫の世話を焼こうとします。夫の行動をすべて把握し、有給を取り偶然を装って出張先のホテルに押しかけてくることも……。決して部屋には入れなかったと聞きましたが、マッサージをしてあげるとドアをたたき、声をかけ続けてくる女性社員には、恐怖しか感じなかったことでしょう。

 

その他にも、一緒にランチをしたい、下の名前で呼んでほしいなどという彼女からの数々の要求は、誰しも気持ち悪く感じるものだったに違いありません。

 

しばらくすると、今度は彼女から夫へ頼んでもいないモーニングコールが毎朝くるようになりました。彼女は夫が毎日、私を起こしていると知ると、夫のことをかわいそうだと言いだして……。

 

温厚な夫をブチギレさせる女性社員

私は朝が苦手で、家事も不得意なのです。夫は何でもできる人なので、身の回りのことは自分でやってもらっています。そのほうが早いですし、朝も夫のやさしさに甘えて起こしてもらっています♪

 

海外ドラマに出てくる秘書のように、公私ともに夫を支えたいと言ってきた女性社員。夫は、日本の企業らしく、スケジュール管理などの必要最低限のサポートを就業時間内にやってほしいと伝えたようですが、「先輩と私の仲じゃないですか〜♡」 と、彼女は甘えた声で言ってきたそうです。

 

夫は、自分は既婚者だし、そうじゃないとしても会社の人とはみんな同じ距離感で接したいとしっかり伝えたようなのですが……。まったく彼女には響かなかったようです。個人的な連絡も、秘書の仕事の一環だと言い張る彼女。それならばと、他の秘書がしていない仕事はしないようにと、夫は強く忠告したそうです。

 

夫としては、最後の忠告のつもりだったそうですが、彼女の勢いは止まりませんでした。しまいには、夫との仲を匂わせるうわさを社内に流し始めました。入室が許されていない役員室に勝手に入り、夫が部屋に戻ると昼食が用意されていました。
 

「私の手作り弁当食べてくれました?♡」
「奥さん家事しないんでしょ?」
「かわいそうな先輩……」

温和な夫ですが、さすがにもう限界だったのでしょう。ブチギレて最後の切り札を出したようです……。

 

若手エリート役員の妻である私の正体…

「俺の妻が誰だかわかってる?」
夫は、とうとう言ったのです。私はもうすこし前から、言ったらどうかとアドバイスしていたのですが。どんな内容だとしても、女性社員は夫から連絡をもらったということがうれしい様子。喜ぶべき話じゃないと思うけれど……?

 

彼女は以前、夫と私が抱き合っているところを見たそうです。え? 駅で? ものすごく年上の、ふくよかな女性だった!? それは、私ではありません……。確かに私は年上ですが、夫とは3つしか離れていません。それを聞いた彼女は「老けすぎてる!あんなおばさん、先輩には釣り合いませんよ!」 と返信。そろそろ私も限界です。

 

私は夫からスマホを受け取り、彼女が思っている人物は私の母だと告げました。多分彼女が見かけたのは、帰国のあいさつに来たとき。海外生活が長い母からしたら、ハグなんてただのあいさつなのです。

 

返信の仕方が変わり、違和感を覚えたようなので、妻である私が返信していることを明かしました。私が会社にいることを知ると、彼女は立場をわきまえるように注意してきました。まったく、どの口が言うのでしょう。

 

「立場をわきまえるのは、そっちのほうよ!」

「人の夫にちょっかいを出して仕事をしないあなたなんてクビよ!」

私にそんなことを言われる筋合いなんてないと言われましたが、それが十分にあるのです。私は彼女の雇い主。私がこの会社の社長なのです。

 

非常識オンナを成敗!夫婦愛深まる結果に♡

何だかんだ理由をつけて許してほしいと夫に懇願する彼女でしたが、これまでの常軌を逸した行動の数々を許せるはずがありません。本当に地獄の日々だったようです。私がもうすこし早く出ていけば良かったと、後悔しています。

 

うちは夫婦別姓ですが、私たちの関係を知っている人は少なくありません。知っていれば迫ることはなかったなんて彼女は言っていましたが、普通は既婚者とわかっている時点で、手なんて出しません。

 

そもそも、彼女に問題があったのです。女性の同僚たちとは口も利かず、男性ならば誰彼構わず手を出していたと後から知りました。そして、今回の秘書課への異動は、きちんとした仕事をさせるためだったそうです。女性社員の多い秘書課なら、まじめに働くかもしれないと踏んだらしいですが……とんだ結果となりました。

 

今回のことで、夫にはとても許せなかったことがあったそうです。それは、彼女が妻である私をバカにしたこと。私も一応、家のことはやっています。社長業をしながらできる限りの家事をしている私を、夫は良妻だと思ってくれていたのです。自分にはもったいないくらいの尊敬できる女性だと。このことで偶然にも夫の思いを知ることになり、私はますます夫のことが好きになりました♡

 

彼女には数え切れないほどの悪行があり、芋づる式にすべてが明るみに出ました。解雇したので、これ以上うちの会社や社員が被害をこうむることはありません。ホッとしています。これからも公私ともに夫と協力し、一緒に幸せな生活を送っていきたいと思っています!

 

 

 

大変な苦労をしたかもしれませんが、結果、夫婦の絆をさらに深めることになって良かったですね。この女性社員には及ばずとも部下への対応に困った経験のある方も多いのではないでしょうか?

 

なにかとハラスメントだと言われてしまう世の中ですから、立ち振る舞いや言動には注意したいですね。大きなトラブルが起こってしまう前に、信頼できる人に相談するようにしましょう。

 

 

【取材時期:2024年10月】

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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