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「ごめんね…」訳あって保育参観にほとんど行けない私。ひとりぼっちの娘を支えてくれた恩人とは!?

私は仕事が休みづらく、娘の保育参観にはほとんど参加できませんでした。保育参観は保護者参加型のものも多く、娘に申し訳なく思うことがよくありました。それが、ある人のおかげで罪悪感が少し軽くなったのです。

「ごめんね…」訳あって保育参観にほとんど行けない私。ひとりぼっちの娘を支えてくれた恩人とは!?

 

 

「ごめんね…」訳あって保育参観にほとんど行けない私。ひとりぼっちの娘を支えてくれた恩人とは!?

 

保育参観にほとんど出られなかった私

娘が保育園に通っていたころ、私は小学校教員として働いており、低学年の担任をしていました。

 

基本的に仕事を代わることができる職員がいなかったので、子育て中の上司も同僚も、子どもの平日の行事に参加できないのは暗黙の了解……。私も平日の保育参観はほとんど行けませんでした。

 

先生のお子さんの担任になった!

ある年、私が担任するクラスの中に、娘の保育園でいろいろなクラスをサポートしている先生のお子さんがいました。

 

個人情報の書類ですぐにわかったのですが、仕事柄、守秘義務もあるので、お母さんと知り合いということはあえてお子さんには言いませんでした。

 

しかし、いろいろなところで顔を合わせるのですぐにバレてしまい、その子とは

 

私:「昨日もお母さんにお世話になっちゃった」

先生のお子さん:「お母さんが、娘さんがかわいいって言ってましたよ!」

 

などと話すようになったのです。

 

 

ひとりぼっちの娘に先生の神対応

娘が保育園では、参観日に親が参加できない子どもたちは、担任の先生のそばで活動することになっていました。しかし、いつも親がこないのはのは娘くらい……。

 

夜、家で恐る恐る「今日の保育参観、何した?」と聞くと、「◯◯先生と一緒にダンスしたよ!」と話してくれました。普段は赤ちゃんのクラスのサポートに入ることが多いその先生は、園全体のサポートをしながらも、いつも娘を気にかけて付き添ってくれたのです。

 

先生は娘に、「いつもうちのお兄ちゃんがママにお世話になっているよ。ママ、お仕事を頑張っていてすごいね」と、うれしくなるようなフォローの言葉かけまでしてくださっていたのです。先生がついてくれるとわかってから、私は保育参観に行けない日も安心して仕事に専念できました。

 

 

学校の保護者面談に来た先生とは、お互いの子どもの話で盛り上がってしまいました。もちろん保護者の中で特別扱いはしていません。とはいえ先生は私にとって恩人のような、共に働きながら子育てをする同志のような関係でした。先生には本当に感謝してもしきれません。

 

 

 

著者:高橋 彩香/40代女性。2009年生まれの息子と2012年生まれの娘の母。育児の悩みや失敗を繰り返しては、よい思い出となることを実感する日々を過ごしている。元小学校教員。

作画:こちょれーと

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)

 

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