人の気持ちに鈍感な夫
夫はとにかく人の気持ちがわからない人で、特に頭に血が上ると何を言っているのか理解不能な状態に。その言葉に傷つき、嫌な思いをした回数は数え切れません。その場の感情で怒ったり、言ったことを忘れたり、後からふに落ちないこともしょっちゅうでした。
あるとき、ついに限界が来て実家に帰る決断をしました。一切の連絡を遮断し、嵐から避難するように過ごしました。しばらくたった後、夫が実家に迎えに来ました。まさか実家まで来るとは思っていなかったので、正直驚きました。そして両親の勧めもあり、自宅に戻ることに。そして、ついに話し合いのときが来たのです。
正直、ここまでとは…
夫は「正直言って、何に怒っているかわからないことがある」と、困惑した様子でした。どうやら、本当に困っているようでした。男性は女性の気持ちに鈍感な人もいると聞いたことがありましたが、まさか自分の夫がここまでとは……。
夫は、とにかく私が怒っていることは理解したようで、許してほしいと謝ってきました。思わぬ本音を聞きましたが、もしかしたら、私が何に怒っているのか詳しく説明すれば、まだ希望はあるのかもしれない、そう思いました。
怒りを敏感に察知するように
それからというもの、夫は私が怒っていることだけは敏感に察知するようになりました。そして、その埋め合わせのように、何か買って来てくれるようになったのです。お菓子や飲み物から始まり、お弁当など実用的なものまで。プレゼントのセンスはイマイチで、いつも実用的なものばかりですが、家事や買い物の負担が減るのは助かります。
夫がどこまで私の気持ちを理解しているかはわかりませんが、歩み寄ろうとしている姿勢は感じられました。だから、もう少し様子を見てみようと思いました。感情的にならずに、夫と向き合っていきたい。そう思えるようになったのです。
まとめ
今でも衝突することはあります。修復不可能かと思うほどの激しい喧嘩になることも。でも、夫の歩み寄る姿勢を見ると、まだ改善の余地があると感じます。もちろん、肝心の私の気持ちに夫がどれだけ寄り添えるかは未知数ですが、希望を持って、これからも一緒に歩んでいきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:若月千景/40代女性・主婦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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