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毎日手作りじゃなきゃダメ? 市販のベビーフードのメリットとデメリット

この記事では、離乳食インストラクターの中田 馨さんがベビーフードについてお話しします。ベビーフードのメリットは、衛生的で安心というだけでなく、緊急時に食べさせられるという点もあります。一方デメリットとしては、味つけが濃いなどのことも考えられます。

離乳食を食べる赤ちゃんのイメージ

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田 馨です。離乳食が始まって、毎日手作りにするのか、たまには市販のベビーフードを使うのか悩むママもいると思います。今日は、市販のベビーフードのメリットとデメリットをお話しします。

 

ベビーフードのメリット

市販のベビーフードのメリットです。いろいろありますが代表的なものを紹介しますね。

 

・衛生的

・安全

・各時期に合わせて食べさせられる

・手軽

・緊急時に役立つ

・種類が豊富

・普段使いにくい食材を取り入れられる

・メニューづくりに困らない

 

年々、市販のベビーフードの種類が増え、以前よりもさまざまな味つけのメニューが販売されています。今回は「緊急時に役立つ」に着目します。

 

たとえば、旅行に行ったとき、ママに熱が出たとき、自然災害のときなどには本当に役立つと思います。私の子どもがそうだったのですが、市販のベビーフードを食べ慣れていなければ、本当に必要なときに食べない場合があります。市販のベビーフードのメリットを考えると、時々取り入れることでママの負担が少なくなるのではないかと思います。

 

ベビーフードのデメリット

次にデメリットについても見てみましょう。

 

・費用がかかる

・味が似通っている

・手作りのように味の濃さを調節できない

・一つひとつの食材の味がわかりにくい

 

食材そのものの味を味わいたいときなどは、手作りの離乳食のほうがわかりやすいですね。また、市販のベビーフードを使用した人ほど、幼児期に進んだときに悩みが多いといいます。実際、1歳過ぎのママから「何を作って食べさせればいいかわからない」という質問を受けたことがあります。

 

 

市販のベビーフードを手作りと組み合わせて、うまく離乳食に取り入れればメニューが一品増えます。離乳食は毎日手作りじゃなきゃダメ? とお悩みのママは、たまに取り入れるなどして、市販のベビーフードとうまく付き合ってくださいね。

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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