ドアを開けた瞬間、目の前には…
ママ友とその子どもたちと温泉に行ったときのこと。子どもたちはお風呂に入る前からハイテンション! ひとりずつ落ち着かせて服を脱がせ、先に支度をしていたママ友と一緒にお風呂場に向かいました。
やっと自分がお風呂に入る支度をする番。散乱した服をカゴに入れ、自分の洋服を脱いぎ、急いでお風呂場に向かおうと、勢いよくドアを開けました。
しかしドアの向こうはお風呂場ではなく、先ほど通った廊下……。タイミングよく通りかかった女性が、ギョッとした顔で私を見つめていました。
一糸まとわぬ姿の私がいきなり廊下に現れたとなると、驚くのも当たり前です。あまりの恥ずかしさから無になった私は、何事もなかったような顔でドアを閉めました。
ドアを閉めて振り返ると、後ろにお風呂場に続くであろうドアが……。あまりの慌ただしさに、脱衣所と廊下をつなぐドアと、お風呂場と脱衣所をつなぐドアを間違えたのでした。
出くわしたのが女性だったのはせめてもの幸い……あのときの女性の表情は今でも忘れられません。
著者:わかもあみ/2児の母。文章を読むこと、書くことが好き。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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子ども連れだとどうしても慌ただしく、注意力が散漫になりがちです。行動する前には深呼吸して周りを見渡すなどし、なるべく落ち着くように心がけたいですね。
次の笑えるエピソードは、義実家でのお話。ことの発端は息子のひと言でーー。
息子が発したとんでもないひと言
息子が2歳のときの話です。授乳が終わった私は、晴れてお酒を解禁! 暑い夏は夕食時にいつもビールを飲んでいました。
しかし事件が起きたのは義実家へ行ったとき。その日はお酒を飲まずに夕食をいただくつもりでした。
しかし、いつもお酒とともに食事をしている私を見ていた息子は「ママはビールが好きなんだよ!」「毎日飲んでるよ!」と義両親にカミングアウト! もちろんその日の夕食では、私の前にビールが置かれました。
その日以来、私は義両親をはじめ、親戚にのんべえだと思われています。
著者:小林まりも/30代、4歳・0歳を育てる教員ママ。毎日が勉強。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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ママは少し恥ずかしかったかもしれませんが、このカミングアウトで義両親との距離が縮まったように感じますね。快くお酒を出してくれるなら、ありがたくいただくのもいいのではないでしょうか。
子どもの思わぬひと言にギョッとした話は他にもあってーー。
静まり返る車内に響く衝撃のひと言とは!?
当時3歳だった息子と、電車に乗っていたときの話です。
息子はおとなしく座っていたのですが、突如私の顔をじっと見て「ママってぽんぽん(お化粧)しないとパパみたいな顔!」と大きな声で叫びました。
静かな電車内、きっとみんな息子が言ったことが聞こえたはず……。クスクスという笑い声が耳に入りました。
たしかに髪をひとつに結び、ノーメイクにメガネをかけた私は、我ながら夫に似ていると思うことがあります。しかし、公共の場で大きな声で言わなくても……と相手が子どもながら、切実に思ってしまいました。
そのときは本当に恥ずかしかったものの、今思い出すと少し笑える出来事です。
著者:岩堀ゆう/現在12歳になる男子を子育て中。フリーランスで働き、家事と育児に奔走。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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子どもは大人が思っている以上に大人を見ていて、いろいろなことをわかっているもの。恥ずかしい思いをすることもありますが、感心することもしばしば……。
今回はクスッと笑えるエピソードでしたが、大人は子どものお手本になっていることを意識しながら過ごしたいですね!