ワーママの最初の課題は、やっぱり保育園の入所。最近では、企業内保育所や、マンションに併設されている保育所の開設等、待機児童対策が少しずつ進んでいるようにも感じますが、まだまだ入園できずに困っているご両親もたくさんいると思います。
今回は、新しく開設した企業内保育所についてお伝えします。
ヤフーが企業内保育所を開設!
2017年の時点で、Yahoo! JAPAN社員の産休・育休後の復職率は96.1%と高水準ではありますが、一部では、子どもの預け先が決まらず職場復帰ができない社員や、預け先を確保できても、自宅や職場から離れた保育園に通園させている社員もいるのが現状だと言います。
そこで、7月2日より、Yahoo! JAPAN本社が入居する東京ガーデンテラス紀尾井町内に「HUTTE(ヒュッテ)」を開設しました。
「HUTTE(ヒュッテ)」とは?
「HUTTE」は、企業主導型保育事業(東京都認可外保育園)に該当し、国庫助成金を活用して運用していく予定とのことです。利用することができるのはヤフー株式会社の正社員です。
保育所のテーマは「おはなしとどうぶつ」。室内には、動物のイラストが描かれ、約500冊の絵本を配備し、「読み聞かせ」プログラムを導入します。そして、希望者には、オムツを保育所で用意し、洋服や布団などを保育所内で洗濯する「手ぶら登園」が可能とのことです。
「HUTTE」の概要
対象年齢は、月ぎめ保育は0歳児(生後57日)~2歳児まで、一時保育は1歳児~5歳児まで。定員は12名とのことです。
基本保育の時間は7:00~18:00、延長保育の時間は18:00~20:00、保育士3名、保育補助2名、調理員1名の計6名の職員によって運営するとのことです。
小さな企業等では、なかなか難しいことかもしれませんが、今後このような取り組みがどんどん拡大していくと、これから出産したいと思っている共働き夫婦にとってもありがたいですね。
2歳の男の子を育てるワーキングマザー。「子どもにはいろいろな経験をたくさんしてほしい!」という思いから、いろいろなところへお出かけするのが休日の日課。妊娠・出産・育児の経験を生かし、ベビーカレンダーにて子育て支援に関する記事を執筆中。
※参考:ヤフー株式会社「企業内保育所「ヒュッテ」を7月2日に開所」〈 https://about.yahoo.co.jp/pr/release/2018/06/26a/ 〉