記事サムネイル画像

集中して食事ができる4つの方法を離乳食インストラクターが教えます!

この記事では、離乳食インストラクターの中田 馨さんが、「赤ちゃんが集中して食事ができる方法」についてお話ししています。毎日食事の時間を決める、食事にかかる時間を決める、食べきれる量を盛り付ける、部屋の環境を整える。まずはこの4つを試してみましょう。

遊び食べしている赤ちゃんのイメージ

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田 馨です。離乳食後期や完了期になると、遊び食べや食べムラが気になることもあります。ついこの前までは、パクパク食べていたのに急に食べなくなるとママは心配ですよね。今日は、赤ちゃんに離乳食を集中して食べてもらうために、ママができる4つの方法をお話しします。

 

1.毎日食事の時間を決める

3回食になったら、毎日決まった時間に食べるようにしましょう。そのためには、生活リズムを整えることが大切です。生活リズムを整えるためには食事だけではなく、睡眠と運動も大切になってきます。よく寝てよく動いて空腹感を感じることも大切なのです。

 

2.食事にかける時間を決める

食事にかける時間をだいたい決めましょう。赤ちゃんの集中力はそんなに長くはありません。食べてほしい気持ちはとてもよくわかりますが、たくさん時間をかけて食べさせなくてもいいです。

 

遊び始めたり、食事への集中力がなくなったと感じたりしたら、スパッと切り上げることも大切。あまり食べずに切り上げた場合は、おやつにする、次の食事を少し早めにするなどしてみてくださいね。

 

3.食べきれる量を盛り付ける

食が細い赤ちゃんには、まずは赤ちゃんが食べきる量だけをお皿に盛り付けるのもいい方法。「全部食べた!」という成功体験を積み重ねることも大切です。赤ちゃんをほめながら、食べる意慾を育ててあげましょう。

 

4.部屋の環境を整える

部屋を食事に集中しやすくなる雰囲気にすることはとても大切。赤ちゃんが食事に集中できなくなるテレビやスマホはオフにする、食事場所はいつも同じ場所にする、テーブルの上を片付けるなど、赤ちゃんが集中できる環境をつくってあげましょう。

 

赤ちゃんが遊び食べなどを始めると、ママの視点が「食べさせること」に集中してしまいがちです。もちろん食べさせることも大切ですが、もしかすると今、赤ちゃんは食べ物を触ってその感触を確かめているのかもしれません。食べムラも「食べ物を選んで食べられるようになった成長の証」と考えるといいかもしれません。

 

 

離乳食などを集中して食べなくなってしまうことは、赤ちゃんが育っていくなかで、多かれ少なかれ起きることです。今、ママができることをして赤ちゃんをサポートしつつ、「楽しく食べる」雰囲気づくりを心がけてくださいね!

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    現在ログインしていません。ログインしますか?
    シェアする

    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
    31 クリップ
    • コメントがありません

  • 離乳食に関する記事

    気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    食・レシピの新着記事

  • PICKUP

    ベビカレアプリ
    新コーナー!

    ✨今すぐ✨
    チェック →