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娘を出産した私に「男の子じゃないなら要らない」と義母⇒「じゃあ出ていくね」義母に物を申した人物は…!?

義両親と同居していたわが家。夫の転勤が決まったとき、私が妊娠中ということもあって夫は単身赴任をし、私はそのまま義実家にお世話になることになりました。すると、義母に「男の子を産むのよ!」と毎日プレッシャーをかけられるように。義父と義姉は義母をたしなめてくれるものの、義母の言動はどんどんとエスカレートしていったのです――。

私のおなかがだいぶ目立つようになってきてからというもの、毎日のように男の子向けのベビーグッズを大量に買いに行くようになった義母。私や義姉がいくら「生まれるまで性別はわからない」と言っても、「出産と育児経験者の私にはわかるわ、絶対に男の子よ!」と聞く耳を持ってくれませんでした。

 

義母の言動はエスカレートして、ついには「嫁の役目は跡取り息子を生むことなのよ!」「間違っても女なんか産むんじゃありません!」と言うようになったのです……。

 

 

産まれた子どもの性別は

3カ月後――。

 

ついに、私は子どもを出産。産まれてきたのは、女の子でした。

 

すぐさま夫と自分の両親に連絡。義両親や義姉には、夫から連絡してもらいました。

 

そして、翌日――。

 

「聞いたわよ!産まれた赤ちゃん、女の子なんですって?」と義母から連絡が来ました。私は「はい、元気な女の子です!もう面会OKなので、ぜひ早く会いに来てあげてください!」と返事をしたのですが……?

 

「生まれた赤ちゃん、女の子ですって?男の子を産みなさいって言ったのに!」

「跡取りにならない娘を生んでも意味ないのよ!役立たずのバカ嫁は出て行け!」

と義母。

 

 

 

不要と言われた女たち

「馬鹿嫁と役立たずの女の子なんて邪魔なだけ」「もう二度とわが家の敷居をまたがないでちょうだい、この恥さらしが!」と続けました。ぐっと唇を噛んで涙を堪えていると、暖かな手が私からスマートフォンを取り上げました。

 

「じゃあ出ていくね」

「え?」

 

面会OKになってすぐ、私と娘に会いに来てくれた義姉が、私に代わって義母に返事してくれたのです。義姉は続けました。

 

「じゃあ、私も二度と実家には戻らないからね、お母さん」

 

「女の子は役立たずなんでしょ?だから役立たずの私はもう二度と実家には帰らないから!」「私、お嫁さんとかわいい姪っ子にこれだけひどい言葉を浴びせたお母さんを許さないから」「毎月30万の仕送りもやめさせてもらうね!役立たずの稼ぎなんて、お母さんには必要ないでしょう?」

 

難関と言われる大学を出て、大手企業に勤めている義姉。年収数千万もあるそうですが、それを鼻にかけることもなく、私にも良くしてくれていました。それに加えて、義母にも毎月30万円も仕送りしていただなんて……。私はただただ目を丸くして義母と義姉のやり取りを聞いていました。

 

「わ、私のお小遣いが……」と嘆く義母。「妊娠中の嫁にむちゃくちゃ言って、娘には仕送りをたかるし」「残すような資産どころか、生活費もないのに『跡取り息子が必要』だなんてよく言えたものね!」と義姉に言われ、義母はぐうの音も出ないようでした。

 

 

義母の末路

退院日――。

 

「新幹線のチケット、取っておいたよ!」「弟のところまでしっかり送り届けるからね!」と、私と娘を迎えに来てくれた義姉。私は義実家を出て、単身赴任の夫と一緒に暮らすことにしたのです。申し訳ないとうつむく私を見て、義姉は「かわいい嫁と姪っ子ちゃんは、お金だけはある独身義姉に思う存分甘えなさーい!」と気持ちのいい笑顔をくれました。

 

相変わらず義母からは鬼電が。「私が全部悪かったの!」「本当にごめんなさい!」というメッセージも続々と届きます。

 

義姉が義父にことの次第を伝えると、義父は「お前のせいで孫にも嫁にも娘にも嫌われた!どうしてくれるんだ!」と義母に対して激怒。そのまま、義母に離婚を言い渡したそうです。

 

「あなたや娘と仲直りすれば、お父さんも許してくれると思うの!」と虫の良いメッセージも来ていますが、私も義姉も義母を許すつもりは一切ありませんでした。今までも義母をたしなめてくれていた義父とは交流を持ち続けるつもりですが、義母とは今後一切関わるつもりはありません。

 

その後――。

 

 

私と娘を夫の単身赴任先に送り届けてくれた義姉。「私も実家を出ることにしたからさ」と言って、そのまま新幹線で戻っていってしまいました。

 

夫も義母の言動を聞いて閉口。「今後、母さんとは一切関わりを持たなくていい」と言ってくれています。そんな夫は、娘を目に入れても痛くないほどかわいがってくれています。今後は、この地で家族3人、水入らずで楽しく暮らしていきたいと思っています。

【取材時期:2024年8月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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