1908年創業の「崎陽軒」で約70年愛される「シウマイ弁当」
- 商品名:シウマイ弁当
- 価格:950円(税込)
- エネルギー:772kcal
崎陽軒は1908年創業の超老舗ブランドです。シウマイ単品も購入することができるのですが、やっぱり定番は「シウマイ弁当」。シウマイだけじゃなく、他の具材も豊富でマジで全部うまい。
今回は近所にある崎陽軒の実店舗で購入しました。崎陽軒は神奈川県の他にも、東京都、千葉県、埼玉県、静岡県にも店舗があるので、神奈川県在住でなくても大丈夫。
ちなみに台湾にも店舗があるので、台湾旅行に行ったときも買えます。
早速シウマイ弁当をレビューしていきます。カロリーは772kcalでちょっと高め。たんぱく質は約30g入っていて、実は筋トレしている人におすすめのお弁当です。
外の包み紙をとると、お箸とお手拭き、楊枝がはいっています。外で食べる時に、お手拭きがあると助かる〜!
蓋をあけていきましょう。
これこれこれ〜!!
私が小学生の頃から全くと言って良いほど、変わらない見た目。おかずがギチギチに詰まっていて、お弁当箱のサイズに見合ってないのが最高なんだよ。
おかずは「昔ながらのシウマイ」「筍煮」「鮪の漬け焼」「かまぼこ」「玉子焼き」「鶏の唐揚げ」「あんず」「切り昆布&千切り生姜」の全8つ。
となりには「俵型ごはん」が詰まっていて、ちょこんと梅干しがのっているのが特徴です。
海鮮と肉の旨味がぎゅっと詰まったシウマイは絶品。でも影の主役は「筍煮」です。
それでは早速食べていきましょう。シウマイに醤油をかけて……
食べたら……やっぱりうまーい!!!
崎陽軒のシウマイは小さくて、具がぎっちり詰まっているのが特徴です。干帆立貝柱と豚肉があわさる独特な味わいは、他にないおいしさ。
肉汁あふれるジューシーなシウマイではないけれど、この海鮮と肉の旨味がぎゅっと詰まった味わいは虜になるし、冷えたままでも超うまい。
でもでもでも!私が個人的に激推ししたいのが「筍煮」です。これが信じられないほど中毒性抜群で、めちゃくちゃうまい。
見た目はシンプルな筍の煮物なんだけど、コリコリ食感と甘みがクセになる。
実は「これだけ販売してほしい!」という声も多い商品で、筍煮を通常の4倍盛り込んだ「ドリーミング筍シウマイ弁当」も過去に限定発売されていました。まさに夢のような弁当。
崎陽軒のシウマイ弁当はお米もうまい。俵の形をしたごはんは崎陽軒ブランドの米を使用し、蒸して炊き上げているらしい。
容器を木にすることによって水分量が調整され、冷めてもおいしく食べられる工夫がされています。
もちろん、他の具材もどれもおいしい。鮪の漬け焼はサイズも申し分なく、鮪を直火で焼いた香ばしい風味がたまらない。
唐揚げも当たり前においしい。味付けがしっかりしていて、ごはんとの相性も抜群。
玉子焼きは甘めの味付けで、ほっとするおいしさ。
かまぼこも1つ入っているだけで、うれしいよね。
あんずは酸っぱいので、好き嫌いがわかれる具材。以前テレビ番組で「唐揚げと食べるとうまい」と紹介されていたので、試してみたら確かに旨味が増しておいしかったです。
梅干しはコリコリしていて、ほどよい酸っぱさ。白米と梅干しを一緒に食べるだけでも「日本人に生まれてよかった」って思えるよね。
でも総じて1番うまいのは「筍煮」。シウマイも当たり前にうまいが、筍煮はそれ以上にうまいといっても過言ではない。完全に影の主役。
ちなみに横浜中華街の店舗では、筍煮の単品販売もしています。
筍煮をつまみながら、中華街を散策する幸福感は半端ない。
横浜名物「シウマイ弁当」の素晴らしさを日本全国の人に知ってほしい
崎陽軒の「シウマイ弁当」は横浜が誇る、最強のご当地弁当。どの具材も考えられて作られており、非常にレベルが高いです。
あくまで主役はシウマイなのですが「筍煮」は必食。筍の概念がひっくり返るほど、中毒性がありやみつきになります。
崎陽軒は東京駅構内でも販売されているため、旅行で新幹線を使う際に購入するのもおすすめです。横浜市民に長年愛される味を、ぜひ堪能してみてください。
・今回の味評価
★★★★★
理由:海鮮と肉の旨味がぎゅっと詰まったシウマイ、中毒性抜群の筍煮。この2つのおいしさを日本全国の人に知ってほしい。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。