あっさりした味?それとも具材になるの?
今回ご紹介するレシピは、NHK『きょうの料理』で料理人・笠原将弘さんが作った「みぞれすき焼き」です。
夏でもすき焼きをよく作っているほど、大のすき焼き好きの筆者。お店でもよく食べるのですが、大根おろしをトッピングする「みぞれすき焼き」はまだ食べたことがありません。
みぞれ鍋のようにあっさりした味になっているのか、それともみぞれは具材のひとつのようになっているのか……。作る前は味がかなり気になります。
さっそく作ってみましょう!
笠原将弘さん「みぞれすき焼き」の作り方
材料(2~3人分)
- 牛薄切り肉(すき焼き用)…300g
- 大根…300g
- 玉ねぎ…2個
- 生しいたけ…6枚
- 黒こしょう(粗びき)…適量
【A】
- 水…カップ1と1/2
- 酒…カップ1/2
- しょうゆ…カップ1/2
- 砂糖…大さじ2
※【A】の調味料はよく混ぜ合わせておきましょう!
作り方①玉ねぎと生しいたけをカットする
まず、玉ねぎを縦半分にカットします。続いて繊維を断つように、横に1cm幅に切っておきましょう。
生しいたけは軸を落として、薄切りにします。
作り方②大根をおろしたら汁気を軽く切る
大根の皮をむいておろしたら、
汁気を軽く切っておきます。
作り方③食材を順にのせて【A】を注ぎ入れる
鍋に玉ねぎ→しいたけ→広げた牛薄切り肉の順にのせていきましょう。
最後に混ぜ合わせておいた【A】を注ぎ入れたら、火にかけます。
作り方④大根おろしと黒こしょうをトッピングする
牛薄切り肉が好みの加減まで火が通ったら、大根おろしを全体にトッピング。最後に黒こしょうをかけたら、完成です!
大根おろしが雪のよう!
最後にトッピングした大根おろしが雪のようです。何も言わずに家族に出したのですが、誰もすき焼きとは気がついていない様子。
ワクワクしながら一口食べてみると……さっぱりした大根おろしが少し濃い目に味付けされた割下と絡み合い、見事な味わいになっています。これは新感覚!
一緒に食べた家族も新しい味わいにかなり驚いたようで「あっさりしていて牛肉も食べやすい!」と好評でした。
たっぷりトッピングした大根おろしは味をマイルドにしてくれるだけでなく、いつもとは違う食感も演出してくれます。
もっとたくさんの大根おろしをトッピングしても良かったかもしれません。
いつも作るすき焼きは白菜や豆腐、きのこ類などを入れているので少し具材が少ないかなぁとも思っていたのですが、この組み合わせが大正解!
たっぷり入れた玉ねぎからは甘味を、しいたけからは深みのある風味を感じられます。
ぜひ今回の記事を参考に、新感覚の味わいを楽しめる「みぞれすき焼き」を作ってみてくださいね。