ある日、クミに押され、アイの自宅でランチ会を行うことに。アイの手料理を希望するクミでしたが、なんとか近所のスーパーでみんなで分担して購入することに決定。当日、クミは遅れてきたり、「お財布をなくした」と言ってお金を支払わなかったりと、いろいろ思うところはあったものの、一行は無事にアイの家に到着しました。
アイの家の玄関には、アイの夫が結婚記念日のプレゼントとして買ってきてくれた高級ブランドの置物がありました。それを見たクミは、10万を超えるという値段には反応しつつも、「玄関に合わないね」と一蹴。さらに、クミはアイに対抗するかのように、自分がいかに夫に愛されているかを語りだします。
「うちの旦那は家事も育児も結構積極的かも~」「昨日もケーキとちょっと良い靴を買ってきてくれてさ~」
しかし、クミは夫の写真は頑なに見せないのでした……。
そんなとき、クミの息子のレンが、アイの家にやって来ました。突然の訪問に驚くアイ。さらにレンには勝手に冷蔵庫を開けられてしまって――!?
勝手にうちの冷蔵庫を開ける子どもに、ママ友が伝えたことは
「ただいまー!」と言って、アイの家に上がり込んできたのはクミの息子であるレンでした。レンはクミから「ここに来ればおいしいおやつが食べられる」と聞いて、学校帰りにアイの家に来たと言うのです。
泥だらけの手でユウマに触ろうとしたレン。アイは慌てて「手を洗おう?」と必死にレンに手洗いを促します。しかし、レンの母親であるクミはお惣菜を食べながら笑っているだけ。
結局、おやつを出してあげることを条件に、なんとかレンに手を洗わせることに成功したアイ。レンは手を振って水しぶきを飛ばし、そのまま「喉渇いてたんだった!」とキッチンへ直行。勝手にアイの家の冷蔵庫を開けたのです!
そこへ「あ、レン!」と声をかけたクミ。
「こぼさないようにするのよー」
人の家の冷蔵庫を勝手に開けたことに対しては何の注意もしないクミ。アイだけでなく、理沙もさちえも絶句しました。
それからしばらく経って――。
そろそろ片付けようとなったときに、慌てたように「夫の夕飯の支度しないといけないから先帰るね!」と言って、レンを連れて出て行ったクミ。いつもクミは片付けをせずに帰っていくのです。
そして、片付けを終えた理沙やさちえも帰り、しばらくしてアイの夫が帰宅。そこで、アイはおかしなことに気が付いたのでした――。
◇ ◇ ◇
冷蔵庫を家族以外の人に勝手に開けられてしまうのは、嫌な気持ちがする方も多いのではないでしょうか。子どもには悪気がないとはいえ、近くにいる保護者がいる場合には、止めたり注意したりしてほしいですよね。また、他人の子どもでも、注意するということも必要なのかもしれません。みなさんは、他人の子どもに冷蔵庫を勝手に開けられたら、どんな風に対応しますか?