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娘の1歳の健診で「しわが左右対象じゃないから大きな病院へ行ってみて」訳がわからず受診した結果…

娘は寝返りや首がすわるのも早かったのに、1歳になってもじょうずに座れず、いつも体が傾いていました。少しおかしいなと思いつつ健診へ行くと、先生から耳を疑う謎の診断を受けたのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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健診で言われた謎の言葉

先生は娘を見て、「太もものシワが左右対称じゃないから、大きな病院で診てもらってください」と言いました。何がなんだかわからず、とりあえず紹介された病院で検査した結果、「先天性股関節脱臼」と診断されたのです。

 

「定期健診でわかったのはかなりラッキーだよ」と大学病院の先生から言われ、健診のときの先生が小児科で有名な先生だったと初めて知りました。早くわかって本当にラッキーでした。結局、入院や手術、経過観察を経て、今は通院も卒業し元気です。

 

何かおかしいかも? と感じたら、うやむやにせずに健診で相談したり病院へ行ったりすることが大切だと実感した出来事です。

 

◇ ◇ ◇

 

お子さんが元気に過ごせているようで、本当によかったです。

日本小児整形外科学会によると、「先天性股関節脱臼」とは、脚の付け根の関節がはずれる病気のこと。出生後徐々に脱臼することもあり、近年では「発育性股関節形成不全」と呼ばれるようになりました。

 

チェックポイントとしては、股関節の開きの硬さ(開排制限)やシワ(皮膚溝)の非対称があります。予防するには、生まれてからの赤ちゃんとの接し方に注意することが大切です。両脚を外から締めつけて脚が伸ばされるような、きついおむつや衣服を避けたり、横抱きではなく、両膝と股関節がM字型開脚となる正面抱っこを心がけたりしましょう。気になることがあるときは、健診や病院へ行って相談してみることが大切ですね。

 

著者:moro/50代女性・会社員

不妊治療の末に出産し、今は12歳の娘を育てている母。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)

 

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