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「突然で申し訳ないのですが…」夜中に鳴った1本の電話…見知らぬ男性から突然頼まれた妹への伝言とは…

私は昔から、不思議な夢を見ることがあります。共通しているのは、目が覚めてもしっかりと夢の記憶があること。これは、数年前にあった不思議な体験です。

 

婚礼衣装の妹夫婦

私には、仲の良い妹がいます。6年前に結婚し、夫の祖父の家があった土地に新居を構えて暮らしていました。そんなある日の夜、突然夢に妹夫婦が出てきたのです。和風の婚礼衣装を身にまとい、薄暗い部屋に座っています。その姿はまるで雛人形のお内裏さまとお雛さまのようにきれいでした。

 

突然の電話の主は...

すると、突然電話が鳴り出しました。「こんな時間に誰なんだろう」と思いながら出てみると、見知らぬ男性が話しかけてきます。

 

 

話の内容は、「突然で申し訳ないのですが……でも、あなたになら伝言を頼めるかと思って電話をしました。私は、良いお嫁さんが来てくれて本当にうれしく思っているんだよ。それをあの子に伝えてほしい。それからもう一つお願いがあるのだが......あの子に腹帯を渡して貰えないだろうか? 」というものでした。

 

驚きの内容に言葉を失う妹夫婦

この人は、もしかして妹の義理の祖父ではないだろうか、という考えが私の頭によぎりました。義弟のことをとてもかわいっていた祖父がいたこと、そして彼は10年以上前に亡くなっていることを聞いていたからです。

 

私が妹を褒めていただいたことに対してお礼を伝えると、男性は「あなたは礼儀正しいから、気に入った! 」と、笑って電話を切りました。そこで、私は目が覚め、夢を見ていたことに気付いたのです。

 

 

翌日このことを妹夫婦に伝えると、とても驚いて一瞬言葉を失っていました。そして、義弟は「祖父はとても礼儀作法に厳しかったんです」と言うのです。もちろん、このことを私は知りませんでした。

 

 

夢を見てから1週間後、さらに驚く出来事がありました。なんと、妹から妊娠したと報告があったのです。だから男性は腹帯を渡すよう頼んだのか......と、私は驚きを隠せませんでした。きっと、男性は天国でひ孫の誕生を喜んでくれているのでしょう。

 

著者:奈月かおり/30代女性/2017年生まれの男の子のママ。若いころの経験を活かしておうち英語に奮闘中。現在は、チャイルドコーチングの勉強に励んでいる。

イラスト:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)

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