ハルさんはもう会社を辞めようと考えますが、実は同僚や上司たちはハルさんを信じており、むしろフユミさんの人間性を疑問視していることを知ります。誤解がとけたハルさんは同僚のあたたかさに励まされるのでした。
一方、周囲を操ってハルさんを辞めさせようと画策していたフユミさんは、悪事がすべて露見し、部長から雇用契約の打ち切りを宣告されます。
言い訳ができなくなったフユミさんは「私を辞めさせたことを後悔させてやる!」と会社を出てすぐに、労働基準監督署へ駆け込みます。
しかし、要領を得ないフユミさんの訴えに、対応した職員は困惑するばかり。
フユミさんは苛立ったまま帰路に着きますが、自宅前で遭遇した夫に「早く離婚届へ判押してくれ」と言われ、自分の置かれている状況に思わず涙が出てしまうのでした。
そんなフユミさんの行き場のない苛立ちが向かうのは……?
隣の芝生が青く見えてしまうママ友
夫婦仲がよく、職場でもうまくやっているハルさんをうらめしく思っていたフユミさん。
私をイライラさせる女……絶対に許さない!
一方的に怒りを募らせます。
翌日からハルさんの職場環境はガラリと変わりました。
フユミさんに共謀したD塚くんが異動になり、他部署から代わりの人員が補充されます。また、ケガで休んでいた同僚もようやく復職。
再び平穏が訪れたハルさんの職場ですが、ハルさんはまだフユミさんとの間に「同じ保育園のママ友」という関係が残っており、心のざわつきはぬぐい切れないのでした。
何もかもうまくいかないときには、フユミさんのように隣の芝生が青く見えてしまうこともありますよね。しかし、フユミさんには見えていないだけで、ハルさんもフユミさんに振り回されてつらい思いをしていたことも事実です。
たとえ相手が幸せそうに見えても、実は裏側に抱えているものがあることも多いもの。うらやましく見えて苛立ってしまう気持ちも理解できますが、気持ちを抑えることも必要だということに、フユミさんには気づいてほしいものですね。
つきママさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。