こだわりたっぷり『三氣ラーメン』
福岡県内で9店舗を構える(2024年11月現在)、とんこつラーメン専門店『三氣ラーメン』。
三氣ラーメンでは、九州産豚の豚骨を使用したスープに、ラーメンのために開発された福岡県産のラー麦を100%使用した自家製麺を使用しているそうです。
さらに、ネギまでも福岡県糸島産の新鮮な青ネギだけを使用しているという、徹底されたこだわりです。
コスパが桁違いな、元祖替玉〇〇円!!
とことん素材にこだわった三氣ラーメンですが、お腹をいっぱいに満たしてくれることへのこだわりもすごいんです。
オーダーは食券式です。まずはお店の入り口で食券を購入しますが、ここに注目です。
「替玉10円」
今のご時世、10円って……そんなことある?駄菓子屋さんでもありえなくない?
はい、あるんです。
平日、土日、祝日関係なく、特定期間を除いては毎日実施。しかも、1玉10円を何玉でも頼んでオッケーという信じがたい設定なんです。
入店前に替玉の食券を購入しなくても、食べた後に席からオーダーすることも可能です。
では、まずはラーメンを選びます。
あっさりとんこつ「白ラーメン」/790円(税込)
あっさりとした中にコクと旨みがあり、老若男女に人気のあるメニュー。いわゆる定番メニューです。
私は普段、三氣でラーメンを食べるならこれだと決めています。
大きなチャーシューが2枚に、きくらげもたっぷり。
麺はバリ硬をオーダーしました。これがウマいのなんの。とんこつの旨みがガツンとやってきます。(麺のかたさは、バリ硬、硬、普通、柔から選べます。)
替玉チャレンジ
席から店員さんに声をかけ、その場で10円玉を渡すと、替玉を持ってきてラーメンの器に入れてくれます。この際も、麺の硬さを選ぶことができます。
席から離れたところに辛子高菜や生姜、すりおろしにんにく、豆板醤などのコーナーが設置されているので、替玉を待つ間にそれらを準備するのが私流です。
替玉後はトッピングで味変を楽しみます。
替玉1回で満腹なはずなのに、10円となるとついつい欲が出てしまいます(笑)。
もう一度、替玉をお願いしてしまいました。今回は、器ごと替玉をいただき作戦タイムです。
テーブルに「ラーメンのタレ」があるので、そちらとすりおろしにんにく、豆板醤を加えていただきました。
いや~~~。もう動けない。そのレベルでお腹いっぱいになりました。
こってりピリ辛とんこつ「三氣ラーメン」/950円(税込)
こってりピリ辛党に大好評のメニュー。
とんこつベースのあっさりラーメンに、特製マー油・食べるラー油・ミンチが加わり、こってり感と辛みがプラスされた一杯です。
「三氣ラーメン」というお店の名を冠したメニュー。長年気にはなっていましたが、替玉をよりたくさん食べるためには少しヘビーな気がして……、今まで挑戦するまでに至らず。
今回は、意を決してのオーダーです!
やっぱりすごいなぁ〜。食べる前からこってり感が伝わってきます。腹ペコの私にはキラキラ見えます。
うんま~~~ぃ!!
ピリ辛こってりのひき肉と、シャキシャキもやしの相性が最高!
特製マー油・ラー油が麺に絡みついて、身に危険を感じるほどのウマさなんです。途中で生姜をトッピングすると、さっぱりしました。
半熟の美しい煮卵は、しっかりと味が染みていて、こ~ってり。
はっきり言って、こんな強烈なラーメンは初めてかもしれません。食後感がハンパない。
さて、ここで想定されていた問題が発生します。私は替玉を食べられるのだろうか……。
うーん、やっぱり食べちゃいますよね。だって、10円なんだもん(笑)。
辛子高菜と生姜、すりおろしにんにく、豆板醤をトッピング。
背徳感がハンパない!にんにくが効いて、さらに濃厚な味わいになりました。
さすがに、今回は替玉1回が限界でした。いや〜これはすごい……!
お腹をすかせて『三氣ラーメン』へGO!
元祖替玉10円の三氣ラーメンでは、替玉はもちろん、まず素材にこだわった美味しいラーメンを楽しめます。
そして……胃袋に余裕があれば、お財布を気にせずいくらでも替玉ができちゃいます。
個人的な意見ですが、とにかく麺をお腹いっぱい食べたいなら、「白ラーメン」にしておくのがおすすめです。
ですが、替玉1回でギブアップしてしまった「三氣ラーメン」の中毒性もすごいのでぜひ食べてみてほしい。
ものすご~くお腹がすいている時を狙って、挑戦してみてくださいね!替玉何回できるかな!?
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。