義母のおやつをよく見ると!?
“もったいない精神”が強い義母にとっては、食べ物の賞味期限などあってないようなもの。切れていてもお構いなしで、それを孫たちにも平気で食べさせようとするので私は困っていました。
ある日、子どもたちを義実家へ預けたときのこと。義母には「おやつをあげるときは、賞味期限の確認をお願いします」としっかり伝え、義母も「わかった」と返事してくれたので、安心していました。
用事を終えたあと義実家へ子どもたちを迎えに行くと、ちょうどおやつの時間。念の為、子どもたちが食べているお菓子の賞味期限を確認すると、なんと1カ月前の日付が書かれています。
慌てて子どもたちへ「ストップ!」と叫び、なんとかお菓子を口に入れる前に止めることができました。
さすがに見過ごせず、義母にはいつも子どもたちを預かってくれるお礼を伝えつつ、再度賞味期限を見てから与えてほしいをお願いした私。義母も「つい確認するのを忘れてしまって……」と申し訳なさそうにうつむいていました。
しかしこのままではまた同じことが起こりそうです。私は、ホワイトボードを用意して賞味期限をメモすることを提案しました。義母も賛成してくれ、その後、義実家で賞味期限切れの食べ物が出されることはなくなりました。
要望をただ伝えるだけではなく、問題の解決策を提案するのも大切なことだとわかった出来事です。
著者:小田みこと/2女2男のワンパクな4人の子どもたちに翻弄されながら、毎日がむしゃらに過ごしている母。夜な夜な1人の時間におやつをつまみながら、ゲーム実況を見るのが楽しみ。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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食べ物を無駄にしないようにすることも大切ですが、おなかを壊さないように気をつけたいママの気持ちもよくわかります。素敵な解決策が見つかってよかったですね。
しかし中には義母とわかり合えないケースもあるようで……。
母乳はだめ!?⇒義母の信じられない文句
子どもが生まれて、義実家に連れて行ったときのこと。母乳で育てていた私は、授乳のために別の部屋に行こうとしました。
すると義母は「うちに来てまで母乳をあげなくても……。みんなでいるときくらい粉ミルクをあげれば良いじゃない! そしたらみんなであげられるのに! 孫をひとりじめにしてずるい!」とまさかのひと言。
もちろんひとりじめにするつもりなど私にはなく、その言葉に腹が立ちました。
初めて会ったときから義母のことを苦手だと感じていた私。それでも夫のお母さんなので、仕方なく年に数回ほど会っていました。
しかし義母は会うたびに嫌味ばかり……。それが苦痛で、だんだんと義母を避けるようになりました。今では、年に1回会うか会わないか程度の関係を続けています。
著者:山田 咲子/4歳と7歳の子どもを育てる専業主婦。趣味は国内旅行や海外旅行。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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たしかに赤ちゃんがミルクを飲む様子はとてもかわいく、義母の気持ちもわからなくもありません。もう少し違う言い方ができていたら、関係性は違ったかもしれませんね。
次の体験談も、孫をかわいがりすぎる義母の話。おいしそうに食べる姿を見ていると、自分まで幸せな気持ちになるのかもしれませんが……。
食欲旺盛な息子と食べさせたい義母…その結果
1歳の息子の食欲は底なし! 普段からたくさん食べても、もっともっとと要求します。きりがないので、普段はある程度で食事を切り上げていました。
お正月に義実家を訪ねたとき、事件は起こります。息子は、自分用のごはんを食べ終わったにもかかわらず、テーブルに置かれたごちそうに「まだ食べる!」と興奮気味。私も、今日は仕方がないと思って、1歳の子どもが食べられそうな物を選んで少しずつ食べさせていました。
しかし、一向に食べるのをやめない息子。結局「おなかが痛くなっちゃうから……」と強制終了しました。まだ食べたい息子は泣き叫び、大騒ぎです
すると義母は「欲しがるなら欲しがるだけあげて大丈夫よ」と、どんどん食べ物を食べさせるのでした。
案の定、息子は嘔吐。義母を止められなかったことを後悔しました。
著者:蛯沼みな/30代、1歳男児の母。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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子どもをかわいいと思ってくれるのは嬉しいことですが、行き過ぎた行動によってつらい思いをするのは子どもです。他人である義母に物申すのは簡単ではないですが、これからの長い付き合いを思うと、しっかりとやめてほしいことを伝えたいですね。
その際は、義母が納得できるように、なぜやめてほしいか? その代わりにできることはないか? なども説明できると良いのではないでしょうか。