最初は一緒に寝ていたものの…
夫は元々、眠りの浅い人でした。そのため、結婚して一緒に暮らすようになった当初は「人と寝るのは苦手だ」と言っていたのですが、徐々に私と同じベッドでも眠れるように。しかし、子どもが産まれてからというもの、夜泣きや子どもの寝相の悪さによって、夫はまた眠れないようになってしまったのです。
どうしようかと話し合った結果、夫の「もう別々に寝よう」という言葉により、彼だけリビングに布団を敷くことに。ただ私は、「え!? 寝室が別々だと、心まで離れてしまいそう……」との不安がありました。
寝室を分けてよかったこと
しかし実際は、夫と寝室を分けたことでメリットがたくさんありました。
夫は物音に敏感なため、一緒に寝ているときは私がトイレに行く物音で起こしてしまっていましたが、別々になってからは気にせず自由にトイレに行けます。
また、仕事で夫の帰りが遅くなったときも、寝室が別だと気兼ねなく先に寝ることができます。私たち夫婦だけでなく、子どもも広々とよく眠れているようです。
寝室を分けることによって、夫婦仲が冷めてしまうという不安がありましたが、実際に分けてみると便利な点が多いうえ、「寝るときは離れるから、それまでの時間は夫婦で一緒に過ごそう」と、お互い積極的に話せています。
「夫婦は一緒に寝ないといけない」という固定概念を捨て、夫婦それぞれに合った暮らしがあるのだなと実感した出来事でした。
著者:宮田しほり/30代女性・2019年、2022年生まれの男の子2人を育てるママ。おでかけ情報や女性向けの情報を扱うライターとして活動。自身の経験をもとに、女性の人生が楽しくなるような記事の執筆を心がけている。
イラスト:おんたま
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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