年齢の離れた弟がいるあね子さんは、幼いころから明確なきょうだい差別を受けていました。
私が我慢すればいいんだ...
幼少期より、両親に厳しく躾されていたあね子さん。お小遣いはなく、必要な物があっても滅多に買ってもらうことはできませんでした。
当時小学校低学年だったあね子さんは、誕生日に流行のゲームをねだります。
しかし……。
「親の金を何だと思っているの! 」
と母親に一喝され殴られてしまいました。
帰宅した父親からも説教をされ、両親から数日間に渡り冷たい仕打ちを受けたあね子さん。
その一件以来自分の願望を抑えるようになり、親が望む「良い子」として振る舞うようになったのでした……。
他人の家庭と比べないことは、子育てにおいて大切です。
しかし、幼い子どもが友だちと同じおもちゃを欲しがるのは自然なことではないでしょうか。
家庭ごとの教育方針を安易に否定することはできませんが、
子どもの自然な願望を暴力と言葉で押さえつけるべきではありませんよね。
あべかわさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。