田舎へ引っ越して以来、一家は地域の独自ルールや家庭事情にまで口出ししてくる隣の住民の存在に悩まされていました。
ある日、パパは隣人から香奈ちゃんの発語の遅れを指摘されます。「『言葉のお稽古』をつけてあげる」と言い出した隣人を何とか受け流してその場をあとにしましたが、そのやりとりを知ったママは大激怒!
隣人のもとへ物申しに行こうとしましたが、今後の関係に支障が出ることを恐れたパパは制止します。
我慢できないママは、今後住民の過度な干渉にははっきりと意を呈すようパパへ指示しました。
しかし……。
悩みの核心を突く住民からの問いかけ
あれだけママから、きっぱり断るように言われたのに、隣人たちの誘いを断り切れず、香奈ちゃんを連れて隣人の自宅へ……。ママにバレたらどうしようと考えていると……突然手料理を出してくれたのです。
「こんな小さい子相手に、しっかりお勉強なんかさせないわよ~!」
そう言ってごはんを用意する住民に、パパは拍子抜け。
そして、住民から「香奈ちゃんに話しかけることが苦手で、どう関わればいいのかわかってないんじゃない?」と言われ、ドキッとしたのでした。
ずっと悩んでいたことの核心を突く隣人の問いかけに、衝撃を受けたパパ。
どうやら、第三者から見ても、パパが香奈ちゃんと関わっている様子には不自然さがあったようです。
今回の一件は、パパが香奈ちゃんとの関わり方を今一度考え直すいいきっかけになるかもしれません。隣人たちの意見を「余計なお世話」だと無下にせず、耳を傾けながら、パパが香奈ちゃんとうまく向き合えるようになれる一歩を踏み出してほしいですね。
ちなきちさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。