ある日、クミに押し切られる形で、アイの家でランチ会をすることに。新しくできたスーパーで買い物をしてからアイの家に向かうことになりましたが、クミは遅刻してきたうえに、勝手に商品を選ぶなど、やりたい放題。
アイの家に到着後ー。
アイが結婚記念日に夫からもらった高級ブランドの置物を、10万円以上する高価なものであることには反応しつつも「玄関に合わないね」と一蹴するクミ。
さらに、クミの息子のレンもやってきました。レンの問題行動をまったく注意しないクミに、アイたちは呆然。片付ける時間になると、クミは「夫の夕飯の支度をしなきゃ」とそそくさと帰ってしまいました。
帰ってきた夫に指摘されて、置物がなくなったことに気付いたアイ。さらに、ユウマのお気に入りのブランケットまでなくなったため、アイは帰宅したママ友たちにメッセージで尋ねました。さちえと理沙が「わからない」と言うなか、クミだけは「あの高級ブランドなのにシミのついてるやつね?今日は見てないな~」と返信してきたのです。そのシミは昨晩できたものだったため、クミが嘘をついているのは明白でした。アイはクミが盗んだ犯人だと確信します。
すかさずアイはクミを問い詰めようとしましたが、「絶対返してもらうために、ちゃんと証拠を見つけなきゃ」と思い直し、アイはクミをあえて泳がせることに。
「実家から桃が届いたから、来週またうちに来てほしい」とメッセージを送ったアイ。アイの思惑通り、すぐさまクミは食いついてきました。
そして、翌週――。
秘策を講じたアイのもとに、再びクミたちママ友がやってきたのです……。
ママ友を自宅に招いて作戦決行!
再びアイの家へやってきた3人のママ友。
アイはクミが高価な物だけを狙って盗んでいる、という確信めいたものを持っていました。これを逆手にとってみようと考えたのです。
いつも通り3人のママ友を出迎えるアイ。
さちえや理沙とあいさつを交わしつつ、アイはクミの様子をうかがいます。すると、クミは置物があったはずの場所を無言でじっと眺めているのでした。
◇ ◇ ◇
魔が差したとはいっても、盗みを働くようなことがあってはならないですよね。ましてや、アイの予想通りクミが高価なものだけを選んで盗んでいるのだとしたら、それは計画的。とうてい許されるものではありません。玄関にあった置物も、ユウマのお気に入りのブランケットも、早く無事に返ってくるといいですね。