ある日、アイはクミに押し切られる形で、自宅でママ友たちとランチ会をすることに。新しくできたスーパーで買い物をしてからアイの家に向かうことになりましたが、クミは遅刻してきたうえに、勝手に商品を選ぶなど、やりたい放題。
アイの家に到着後、アイが結婚記念日に夫からもらった高級ブランドの置物の値段をチェックしつつ、「玄関に合わないね」と一蹴するクミ。
そして片付ける時間になると、クミは「夫の夕飯の支度をしなきゃ」とそそくさと帰ってしまいました。
帰宅した夫に指摘されて、玄関の置物とユウマのお気に入りのブランケットがなくなったことに気付いたアイ。帰宅したママ友たちに知らないかメッセージを送って尋ねました。さちえと理沙が「わからない」と言うなか、クミだけは「あの高級ブランドなのにシミのついてるやつね?今日は見てないな~」と返信してきたのです。そのシミは昨晩できたもので、クミが知っているということは、本当はこの日にブランケットを見たということ。
アイはクミが盗んだ犯人だと確信し、証拠を得るため、あえてクミを泳がせることに。
アイに招かれて再びアイの家にやってきた3人のママ友。クミが高価な物だけを狙って盗んでいると気付いたアイは、秘策を講じていました。アイとさちえ、理沙が挨拶を交わすなか、クミはある一点を無言で見つめていて……?
ママ友の言動は想定内
置物があったはずの場所を見つめていたクミ。しばらくして、ニヤッとくちびるをゆがめました。
アイは「クミがこんな人だとは思わなかった」と少なからずショックを受けます。しかし、「おかげで遠慮なくやれる」と覚悟を決めるのでした。
リビングから見える位置に、あえて高級ブランドの新作イヤリングを飾っておいたアイ。「素敵!」と褒めてくれるさちえと理沙に対し、アイは「置物なくして落ち込んでたら夫が……」と言います。
近くに寄って、そのイヤリングをじっと見つめていたクミ。「このイヤリング、ビーズっぽくておもちゃみたいだね!」と嫌味を言ってきたのです。
◇ ◇ ◇
盗みを犯しておいて、悪びれもせず、さらにアイの持ち物をけなすクミ。何でも思ったことを口にすればいいというものではないですよね。相手に嫌な思いをさせるような発言は慎みたいものです。とくにわざと嫌味な言動を取るような人とは距離を置くのが無難なのかもしれないですね。