私はパン派で夫はごはん派
早起きが苦手な私とは違い、夫は朝早く起きて余裕を持って準備したいタイプ。そのため結婚してからしばらくは夫に合わせて私も早起きし、朝からご飯とお味噌汁、おかずなど朝食を作っていたのですが、次第に早起きが苦痛になり、菓子パンやおにぎりなど簡単なものを朝食に出すようになりました。
そんな私に、「菓子パンもたまにならいいけれど、朝はやっぱりごはんとお味噌汁が食べたい」と夫。夫は子どものころからご飯とお味噌汁とおかずを朝に食べて育ってきたため、私が菓子パンやスープを朝食に出すことをありえないと思っている様子でした。
朝ごはんはセルフサービスに
しっかりと朝ごはんを食べて気持ち良く出勤したいという夫の気持ちはわかります。しかし、私は朝ギリギリまで寝ていたいですし、正直朝からお味噌汁を作ったり、卵焼きを作ったりするのは面倒くさいと思ってしまいました。
そこで私は、夫の朝ごはんを用意することをやめました。
夫婦で話し合い、朝ごはんはお互いが食べたいものを自分で用意するセルフサービス方式にしたのです。夫は炊飯器のご飯をよそい、夕飯の残り物や自分で買っておいた漬物や総菜を朝に食べています。余裕があるときは自分でお味噌汁を作るようになりました。
妻がごはんを用意しなくてもいい
私は結婚前から何となく”食事の準備は妻がするもの”だと思い込んでいたため、朝食をセルフサービスにする前は食事を用意しないなんて妻としてどうなのかと悩んでしまうこともありました。
しかし、いざ朝ごはんの用意をやめてみても生活や妻としての立場は大きく変わりませんでした。朝ごはんをセルフサービスにすることで妻がごはんを用意しなくてもいいんだと思えるようになったのです。
朝ごはんはしっかり食べたいと言う夫と、ギリギリまで寝ていたいから軽食で済ませたい妻。朝ごはんはお互いが好きなものを用意するというセルフサービス方式にしたらストレスフリーになりました。
夫は朝早く起きて余裕を持って準備をし、私はギリギリに起きてバタバタと準備をする……というのは夫婦としては異質なのかな?と思うこともありますが、これが私たちなりの生活スタイルだと思っています。
著者:やん子/不妊治療を経て2児のママになった30代の主婦。夫が激務であり実家も遠方のためほぼワンオペだが楽しい毎日。自身の過去の恋愛や体験、結婚生活をもとに執筆している
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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