録音データで追い詰めたはずが…?
「俺のATM」「我慢してデートしてやってる」「欲求不満のババアが一番落としやすい」などと電話で話していた斗真くん。優香さんを騙して、大金を巻き上げていたのです。
しかし、お金を貢がせた証拠は残っていません。
警察に相談できないできないと、沙也加さんと奈々恵さんが焦っていると、友美さんがスマホを取り出し……?
斗真くんが優香さんを騙したと電話で話していた内容を、録音していた友美さんのおかげで、証拠がしっかり残されていました。
友美さんは、斗真くんの以前のバイト先でパートをしています。そのため、斗真くんの両親が厳しい人だという噂を知っていました。
そこで、この証拠を持って警察に行くか、それとも先に両親に相談するか、どちらが良いかと迫ります。両親に伝わることだけは避けたい斗真くんに、借用書を書いて100万円を返すよう言いました。
しかし、斗真くんは「借用書を書いたらそれ自体がママ活の証拠になる」「俺が払わなかったところで何もできないでしょ」と不敵な笑みを浮かべます。そして、100万円を手切金とするか、夫にバレても100万円返してほしいかどちらかを選べと、優香さんに究極の選択を突きつけました。
詐欺、恐喝、不貞……ママ活など金銭のやり取りが発生する交際には、トラブルがつきもの。一時的には楽しかったり癒されたりしても、後々のことを考えると良い結果は期待できません。結婚生活でストレスが溜まることもあるかもしれませんが、ママ活のような危険なことをしなくてもいいように、自分なりのストレス解消法を持っておくと良さそうですね。
原作/中澤夕美恵 作画/ちゃこ