冗談を言う上司にドン引き
私の職場にいるある中年男性上司は、自分の冗談に対し女性社員の反応が悪いと、「そんなイライラして。生理か? そっか〜生理か〜」と笑ってくる人でした。
そのたびにほかの社員が注意しても、「ただの冗談じゃないか」と言って逃亡。自分では冗談で周囲を明るくさせているつもりだったようですが、周りはそんな彼にドン引きしていました。
生理で体調不良の社員に対し…
そんなある日、新人の女性社員が生理でフラフラの状態で仕事をしていました。そして、お昼過ぎになると、ついに動けなくなってしまったのです。それを見た問題の上司は、「うわ〜、生理だったの? 汚いな〜」とニヤニヤ。このひどい態度には、女性社員全員の堪忍袋の緒が切れました。
私は体調不良の社員の介抱にあたり、ほかの人々は上司を囲んで「ひどすぎます」「さすがに謝ってください」など大激怒! 彼は「いつもの冗談じゃないか。そこまで怒らなくても……」と圧倒されていたのでした。
その後、上司は「何を考えているんだ!」と上層部から怒られたよう。社長からは「つらい思いをさせてしまって悪かった」との謝罪がありました。その日以降、問題の上司は大人しくなり、今は穏やかな雰囲気の中で仕事に打ち込めています。
著者:櫻井藍/30代女性・独身。無理のない就職につくためパート勤務中。自分が体験した事柄について執筆している。
作画:まっふ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)
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