たっぷりの薬味と柚子で爽快!新感覚の照り焼き
今回挑戦したのは、日本テレビ『沸騰ワード10』で伝説の家政婦・タサン志麻さんが作っていた「ブリの照り焼き」。
大葉とみょうが、しょうがなどの薬味と柚子で爽やかに仕上げる、贅沢な一品です。
甘辛い照り焼きのタレと柚子の酸味が相性ぴったりで、お箸が止まらなくなりますよ。
タサン志麻さん「ブリの照り焼き」の作り方
材料(およそ2人分)
- ブリ…2切れ
- 塩…適量
- 小麦粉…適量
- サラダ油…大さじ1
- 料理酒…大さじ2
- みりん…大さじ2
- 砂糖…大さじ1
- 醤油…大さじ2
- 柚子…1/2個
大根薬味
- 大根…1/3本
- 万能ネギ…3本
- みょうが…1本
- しょうが…適量
- 柚子の皮…適量
- 大葉…4枚
- 七味…適量
ブリ2切れに対してこの量はちょっと多かったので、少し減らしても良さそうです。
作り方①大根をおろす
まず、大根薬味を作ります。
大根をおろしてザルにあげ、水気を切ります。ここでしっかり水気を取っておかないと照り焼きの味が薄くなってしまうので注意が必要です。
作り方②ねぎや大葉と混ぜ合わせる
万能ネギは小口切り、柚子の皮は細切り、みょうがとしょうが、大葉をみじん切りにして、大根おろしと混ぜ合わせましょう。
七味を入れるタイミングが紹介されていなかったのですが、私はここで入れました。
作り方③ブリの水気を拭き取り、塩を振る
次は、ブリの調理です。
表面の水気をキッチンペーパーで拭き取り、両面に塩を振ります。
作り方④小麦粉をつけて焼く
ブリ全体に小麦粉をつけたらサラダ油をひいたフライパンに入れ、強火で片面約2分半焼きます。
皮で覆われている切り身の場合、皮目を弱火で8割焼いて身側をサッと焼くといいそう。
また、身が出ている切り身は、強火で焼き色をつけて皮代わりにすると、水分が外に流れ出ずふっくらと仕上がるとのことです。
作り方⑤調味料を加えて煮詰める
ひっくり返して約1分焼いたら、料理酒・みりん・砂糖・醤油を入れて照り焼きにします。
テリッとしてきたらお皿に盛り、タレはとろみがつくまで煮詰めてブリにまわしかけましょう。
フライパンに余分な油が残っていたら、煮詰める前にキッチンペーパーで拭き取るのがおすすめです。
作り方⑥大根薬味をトッピング
ブリの上に大根薬味をのせ、柚子の果汁を絞ったら完成です!
このとき、柚子は切り口を上に向けて絞るのがコツ。
果汁が皮を伝って落ちることで、皮に含まれる香り成分と果汁が混ざり、より豊かな香りが楽しめます。
さっぱり感がたまらない
こってりと脂ののったブリに甘辛いタレ、そして薬味たっぷりの大根おろし。
作る前から「絶対おいしいに決まってる!」と思っていたのですが、その予想をさらに上回る仕上がりでした。
小麦粉をつけてサッと焼いたことで旨みが閉じ込められ、身が驚くほどふわっふわ。照り焼きの甘辛さを、柚子の酸味がキリッと引き締めてくれます。
そしてなにより、トッピングの大根薬味が旨すぎる!
大葉やみょうが、柚子の皮など、ありとあらゆる爽快な香りが鼻に抜け、ブリの脂っぽさが帳消しになります。
食べるごとに口の中がリセットされるので、次の一口がさらにおいしく感じられるんです。
あとからピリッと来る七味も良い仕事をしていて、やみつきになる味わい。
たっぷりの薬味のおかげで、青魚特有の生臭さもまったくありません。
この大根おろしはサンマの塩焼きや蕎麦、お鍋、冷しゃぶなど、いろいろな料理に使えそう。
いままで作った中で一番好きなブリの照り焼きでした。
永久保存版レシピ確定!
和食の定番であるブリの照り焼きが、柚子とたっぷりの香味野菜のおかげで上品な逸品に大変身。
くり返し作りたい永久保存版のレシピに出会えました。
新感覚のブリ料理を楽しみたい方はぜひ試してみてくださいね。