本格的豚キムチ
今回作るのは、フジテレビ『ノンストップ!』で紹介された、韓国料理研究家・キム・ヨンジョンさんの「豚キムチ」。
キム・ヨンジョンさんは、ソウル近郊の京畿道・富川出身で、現在は東京で韓国料理教室「Hansamo」を主宰されています。
予約が取れないほど大人気の教室で、実は私も通いながら、簡単においしくできる本場の味を学んでいます。
キム・ヨンジョンさん直伝の本格的な豚キムチ、是非ご期待ください!
キム・ヨンジョンさん流「豚キムチ」の作り方
材料(2人分)
- 豚肩ロースしょうが焼き用肉…300g
- キムチ(カットタイプ)…200g
- 長ネギ(青い部分と白い部分半々くらい)…60g
- サラダ油…大さじ2
- ゴマ油…大さじ1
- サニーレタス…適量
- いりごま…適量
【A】
- コチュジャン…大さじ2
- 酢…大さじ2
- 砂糖…大さじ1と1/2
- しょうゆ…大さじ1
- コショウ…小さじ1/3
作り方①長ネギを切る
長ネギは青い部分は太めの斜め切り、白い部分は細めの斜め切りにし、それぞれ分けておきます。
作り方②豚肉の下準備をする
豚肉は長さを半分に切ります。ボウルに【A】の調味料を入れて混ぜ合わせ、豚肉を加えてもみ込みましょう。
時間があれば、そのまま漬け込むと味がしっかりなじみますよ。
作り方③炒める
フライパンにサラダ油を入れて熱し、長ネギの青い部分を中火で1分ほど炒めます。
香りが立ってきたら豚肉を広げて加え、あまり動かさないように強火で2分ほど焼きつけるように炒めます。
豚肉に火が通ったら、フライパンの端にドーナツ状に寄せて中火にします。
小さめのフライパンだったので、真ん中に下味をつけた豚肉から出た脂と調味料が溜まってしまい少し不安になりましたが、問題なく仕上がりました。
真ん中にキムチを入れ、2分ほど炒めます。
ヨンジョンさんによると、キムチはしっかり炒めても食感が残るので、ここでよく炒めて旨味を引き出すのがポイントだそうです!
豚肉とキムチを混ぜ合わせて炒め、最後に長ネギの白い部分を加え、ゴマ油を回し入れて全体をよく混ぜ合わせます。
作り方④盛り付け
お皿にサニーレタスを敷き、その上に炒めた具材を盛り付け、ゴマをふりかければ完成です。
旨味たっぷりで一度食べたらやみつき!
最初に感じるのは、香ばしい豚肉とキムチを炒めた食欲をそそる香り。食べる前から期待が高まります。
豚肉はジューシーでやわらかく、キムチは程よくシャキシャキ感が残っていて、絶妙な食感のバランス。
豚肉から出る旨みたっぷりの脂がキムチにしっかり絡んで、キムチの辛さと酸味がまろやかさに変わり、辛すぎない濃厚な味わいが口いっぱいに広がります。
キムチ料理はいろいろ作ってきましたが、炒めるなら豚肉が最高の組み合わせだと個人的に思っています。
韓国人夫も絶賛、おかわりのラブコール
おかずとして、ご飯との相性も抜群。韓国人夫からも「めちゃくちゃ美味しい〜ご飯おかわり!」のラブコールをいただきました!驚くほどあっという間に完食。
作り方もシンプルで、食材を切って炒めるだけなので、忙しい日や疲れた日にもぴったり。スタミナもあってボリューム満点の一品です。
キムチと豚肉さえあれば、手軽に本格的な韓国料理が楽しめるので、是非レパートリーに加えてみてはいかかですか。