息子の自転車が壊された理由は…
友だちと遊ぶ約束をしていた9歳の息子は、家の近くの公園へ自転車に乗って外出。しかし、しばらくすると声をあげて大泣きしながら「お母さ~ん!!」と友だちと家に帰ってきました。泣きじゃくる息子の様子に私もびっくりして「なにがあったの? 落ち着いて話して」と言いましたが、息子は怒りで感情が爆発し、パニック状態。私は一緒に帰ってきたお友だちに「なにがあったのか教えてくれる?」とたずねました。お友だちによると、公園でよく会うひとつ上の学年の近所の子・Aくんが、息子の自転車を蹴って壊したとのこと。見るとタイヤを支える支柱とカゴが曲がり、チェーンが外れていました。9歳の誕生日に買ってあげたばかりの大切な自転車を壊されたことに腹が立った息子は、大泣きしながら家に帰ってきたのだとわかりました。
私は息子とお友だちと一緒に公園まで行き、遊んでいたAくんに「どうして自転車を蹴ったの?」と聞きましたが、答えようとしません。息子が「謝って!」と言うと「謝るわけない!」と息子に言い放ったのです。全然反省していない様子に私も腹が立ち「お母さんに自分がしたことを話してきて!」と一度Aくんに家へ帰ってもらいました。
するとしばらくしてAくんのお母さんが公園にやってきて、謝ってくれるかと思いきや、「お宅の息子さんが自転車を蹴っていいと言ったから蹴ったって言ってますけど」と信じられないことを言うのです! 息子に確認すると「そんなこと言ってない」と言います。私は「息子はこう言ってますし、たとえ蹴っていいと言われたとしても、人の物を壊すのは間違ってませんか?」とすかさず反論。するとAくんのお母さんは小さな声で「すみませんでした……」と言い、Aくんを連れて帰っていきました。
その日の夜、Aくんとお父さん、お母さんが改めてうちに謝罪に来ました。自転車の壊れた部分のパーツ代を支払ってくれるとのことで、Aくんも渋々息子に謝り、仲直り。Aくんのご両親によると、Aくんは息子の新しい自転車がうらやましくて壊してしまったとのことで、理由に思わず驚愕してしまいました。なんにせよ、息子にけががなくてよかったです。
今回の出来事を教訓に、息子には人の物を故意に壊すのは絶対にしてはいけないこと、なにか危ないことがあったらすぐに大人に助けを求めることを改めて伝えました。
著者:秋山みづき/30代・主婦。おだやかな9歳の長男と、パワフルすぎる2歳の次男を育てるズボラママ。家事育児は手を抜きながら、家族が楽しく過ごすことを目標にしている。ヨガを習いたいと思いつつ1日が終わる今日このごろ。
作画:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)
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