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子どもを泣き止ませようと慌てた結果、カゴの商品が散乱「視線が痛い…」目撃者が近づいてまさかの行動

子どもが生後8カ月のころの話です。その日はどうしてもスーパーへ買い物に行かなければならなかったので、場所見知りと人見知りが激しい子どもに細心の注意を払いながら出かけました。しかしやはり、だんだんと子どもが泣きそうに。泣き出す前に買い物を済ませようと急いで商品をカゴに入れていたのですが、結局泣き出してしまい……。

カゴの商品がスーパーの床に散乱…

周りの人たちにも見られている気がして、迷惑になると思い急いで立ち去ろうとすると、慌てすぎてカゴをひっくり返してしまい、中身が散乱。恥ずかしい気持ちでいっぱいになりながら拾っていると、周りに人が集まってきます。注目されているとわかりさらに恥ずかしくなりましたが、なんとおじいちゃんやおばあちゃん、私と同じくお子さんを連れている方、スーパーの店員さんが、商品を一緒に拾ってくれたのです! そして「人がいっぱいいるから、赤ちゃんびっくりしちゃったのかなぁ」「うちも子どもを連れてくるときは、いつも泣かれてたわよ〜」「お母さん、よく頑張ってるよ」と暖かい言葉までかけてくださり、泣きそうになってしまいました。

 

このころはどこへ行っても泣かれてしまっていたので、少し神経質になってしまっていたところもあり、周りはみんな迷惑がっているんだと思い込んでいました。しかしこの一件以来、やさしい人たちもいるのだと思えるように。子どもが少し泣いてても焦らず、「もうすぐ終わるからね〜」と声をかけるなど、心に少し余裕を持てるようになりました。

 

私と同じように困っているお母さんがいたら、自分がしてもらってうれしかったことをするようにしようと、心に決めるきっかけとなった出来事です。

 

著者:佐々木 莉衣紗/30代女性・主婦

8歳の子どもを育てている母。趣味は韓国ドラマ鑑賞とピアノ、編み物。

 

作画:さくら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)

 

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