ミント ある日、アイはクミに押し切られる形で、自宅でママ友たちとランチ会をしました。するとみんなが帰宅してから、アイは、あることに気付きます。夫からもらった高価な置物と、ユウマの宝物であるブランケットがなくなっているのです。
みんなにメッセージを送って尋ねると、さちえと理沙が「わからない」と答えるなか、「高級ブランドなのにシミのついているやつね？今日は見てないな～」とアイと夫以外知りえないはずのことを知っていたクミ。アイはクミが盗んだ犯人だと確信します。
クミの盗みの証拠をつかもうと、罠を仕掛けたうえで、再びママ友3人を家に呼んだアイ。そこにはアイが用意した新たなイヤリングがありました。さちえと理沙が褒めちぎるなか、相変わらずクミは嫌味を言います。
3人が帰ったあと、すぐさま引き出しの中のイヤリングを確認しに行ったアイ。アイの予想通り、イヤリングは消えていました。そして、仕掛けておいたベビーモニターの録画を確認すると、そこにはイヤリングを盗むクミの姿がばっちりと映っていたのです……！
怒りに震えるアイは、クミのことを「地獄に堕としてやる」と心に決めたのでした。そんなアイが制裁の舞台に選んだのは、ファミレスでした――。
制裁は人目のある場所で
「ギフト券の期限が迫っているから」と言って、ママ友3人をファミレスに呼び出したアイ。人目につくところにしようと、アイはファミレスを制裁の舞台に選んだのです。
理沙とさちえが申し訳なさそうにするなか、クミだけは「早く行こうよ！」と急かします。
一通り注文が終わり、アイはイヤリングの話を切り出しました。「あれ、なくなっちゃったんだよね」と言って、アイはクミの様子をうかがうのでした。
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制裁の場所にファミレスを選んだアイ。たしかに、追い詰められた人は何をしでかすかわかりませんよね。相手が不利な立場にある場合は、アイのように自分たちの身に危険が及ばないよう、人目のある場所を選んだり、第三者をまじえたりするのが得策かもしれませんね。
