ある日、アイはクミに押し切られる形で、自宅でママ友たちとランチ会をしました。するとみんなが帰宅してから、アイは、あることに気付きます。夫からもらった高価な置物と、ユウマの宝物であるブランケットがなくなっているのです。
みんなにメッセージを送って尋ねると、さちえと理沙が「わからない」と答えるなか、「高級ブランドなのにシミのついているやつね?今日は見てないな~」とアイと夫以外知りえないはずのことを知っていたクミ。アイはクミが盗んだ犯人だと確信します。
クミの盗みの証拠をつかもうと、罠を仕掛けたうえで、再びママ友3人を家に呼んだアイ。そこにはアイが用意した新たなイヤリングがありました。さちえと理沙が褒めちぎるなか、相変わらずクミは嫌味を言います。
3人が帰ったあと、すぐさま引き出しの中のイヤリングを確認しに行ったアイ。アイの予想通り、イヤリングは消えていました。そして、仕掛けておいたベビーモニターの録画を確認すると、そこにはイヤリングを盗むクミの姿がばっちりと映っていたのです……!
証拠をつかんだアイは、「ギフト券の期限が迫っているから」と言ってママ友3人をファミレスに呼び出しました。そこで、イヤリングがなくなったことを話すと、驚く理沙とさちえ。そしてクミの反応はというと……!?
真実を教えてあげた結果、ママ友は…
イヤリングがなくなった話をしたアイ。クミは大げさなまでに「うそ~!!なくしちゃったの~!?」と驚いてみせるのでした。
「たしか高級なブランド品のイヤリングって言ってたよね!?」と言うクミに、アイは「あれ、ブランドものじゃないよ?」と返します。
「理沙ちゃんはブランドものに似てるって言ってくれたけど、あれは夫と作ったイヤリングなの」「だからセンスを褒めてもらえてうれしくて」「もしかして……誤解させちゃったかな?」
アイの言葉を聞いて、クミは真っ青になり、黙りこくってしまったのでした。
◇ ◇ ◇
アイの家からブランドものばかりを盗んでいたクミ。アイがイヤリングをなくしたことを大げさに嘆いたりするクミには、驚いてしまいますね。人の物を盗むような人は、嘘を平気でつけるのかもしれません。嘘をつく人とはできるだけかかわらないようにしたいですね。